氷菓 第04話

氷菓
える家で勉強会ならぬ推理会。
里志や魔耶花を仮説立てとして使う事で、ややこしくなりがちな推理過程をうまく噛み砕いているのは上手い役割と捌き方だ。学生闘争というやや暗い影を感じさせる過去と、歴史を感じさせる旧家のようなえる家の組み合わせも、雰囲気の重さに繋がっていて、それがまた興味や好奇心をくすぐるようでもあった。最期にきっちりとバトンを受け取る幸太郎が格好良いいのが、お話にカタルシスを作るようになっているのも面白かったな。