空を見上げる少女の瞳に映る世界 第01話

空を見上げる少女の瞳に映る世界
京都アニメーション制作の異世界ファンタジー作品。もとはMUNTOというOVAらしい。CMで賀東招二が喋ってるのを見た記憶があるけど、本編を見るのは初めて。
スタジオオリジナルや監督オリジナルの作品は、得てして独自の趣味に走って視聴者を置いて行ってしまうのだが、この作品にもややその傾向があり。例えば本編の大半がヒロイン不在の異世界で進められている所。いろいろと説明しなければならないのは分かるのだが、視点となるべきヒロインとの接点がほとんど無い状況なので、いくら噛み砕いて言葉にしようとも、興味を持つのが困難だ。
と書いてて気づいたけど、OVAなんで本編の方は50分尺らしい。もしかして普通に前後編に切っての放送だったのかな?。だとすると、このバランスの悪さも分からない事でもないのだけど・・・。
作画はOVAだけあってとても綺麗。画面の情報量がやや足りなく感じる部分もあるが、そこは昔の作品らしいので仕方のない所かな。上記のように、1話目ではまだ何も見えてこないのでとりあえず次回を観てから。

マリア様がみてる4thシーズン 第02話

マリア様がみてる4thシーズン
可南子の複雑な事情に驚いたかと思えば、瞳子と一緒に文化祭周りして、その上最後は祥子と後夜祭。いったい何処が「特別でないただの一日」なのかという目まぐるしさ。アニメは限られた尺があるので仕方ない部分もあるのだとは思うが、それでもやっぱりもったいなかったなぁ。話のスジを消化するのに手一杯で終わってしまった形だった
レギュラー自体かなり豪華なのだが、今回は細川夕子に川澄綾子、可南子の父に小山力也と和をかけての豪華っぷりは嬉しかった。

宇宙をかける少女 第02話

宇宙をかける少女
最近のサンライズは面白くないオープニングをよく作る。曲とあってないどころか、単調なパターンの羅列とやっつけ具合に拍車がかかってる気が・・・。
初回も途中から立ち消えていたが、今回になってアッサリと延期される結婚話とか。生徒会相手に派手な立ち回りくをしておいて、授業にはちゃんと出るヒロインの行動理由とか。まるでモグラ叩きのごとく、立てた設定やお話をすぐさま壊していく流れは一体何をしたいのか理解に苦しむ。後半の話にしても、犯罪行為をなりゆきとはいえノリノリでこなすヒロインの姿は、お宅のお嬢さんはどういう教育をしてるのかと、問いただしたくなるなぁのだが(笑)
お話や設定が見えてこないのは別に構わない(むしろ楽しみなくらいだ)。ただキャラクターの行動や感情といったものが不明確で説明不足だと、全く作品の中に入っていけなくなってしまう。そこだけはもっと丁寧に作って欲しいものだ。