1話まるまる使って、家族の関係を匂わすだけってのはちょっと贅沢すぎる使い方だ。それを丁寧と見るか、又はただのもったいぶった描写と見るか。個人的には後者が強く、あまり引き伸ばされる理由が見えなかったりする。

儀式なんかを通して信心深い世界観と思いきや、神と信じる女の子に手を出そうとするなんて、なんと罰あたりな(笑)。なんかこの辺りの展開はのちの別れを見込んだ段取り芝居に見えてイマイチだったな。それにしてもホロをさらった商会がわざわざ手紙をよこし…

かなめを狙ったハイジャック事件が発生。ラストの宗助の逡巡は、ここまでずっとキャラに焦点を充てた作りになっていただけあって、手に取るように伝わる場面だった。飛行機からかなめの元へ、一気にカメラを引いて構図を示す場面は映画的なカメラワークで面…

昨日はサッカーとハンドボールを二画面観戦。待っていたかのように、ハンドの試合終了後に点を取るサッカーの展開に笑ってしまった。

作画面は久しぶりに充実して良かったが、展開はラストの突きまで、まんま男子部員との対決の焼き直しになってしまってイマイチ盛り上がりに欠ける。困ったことに、腹痛に苦しむ聡利やレイミの影に怯えるミヤミヤとか、剣道してない方が面白いんだよなぁ。

作画がえらい良くて驚いた。陰影を付けすぎたせいか、逆にデフォルメやギャグ調の顔が逆に浮いて見えたほど。

今回はめずらしく、いやシリーズで初めて、トラの穴での修行により主人公が成長するという、お話の縦糸が見える内容だった。いや、まぁそれだけなんだけど、今まではキャラやパロディを並べただけの作りだったもので。

摩央がサックスにキスのおねだり。 終業式でようやくサックスの優しさに気づいたかと思ったら、今度はその優しさを自身の迷いを埋める道具として利用するとは・・・。気持ちが揺れ動いてしまうのは理解できるけど、こういう打算の働く行動は嫌だなぁ。

娘の心をとかす母からのシゴフミ。 奇跡を否定するつもりはないのだが、太陽光の自然発火に雨で鎮火という組み合わせは、なんとも陳腐で安易な作劇に頼った展開に見えて受け入れ難いものがあったな。手紙で見守ってきたという母の愛情だけに触れ、子供を見捨…

デスパライアとの対話や和解をみせる結末は、多くの人との係わりから夢を見つけようとしてきたのぞみの成長として、きれいな着地点。作画面がかなり落ちていたのは残念だったが、戦うことで多くを得てきたバトルヒロインの系譜として、新しいものが見えてき…

演劇部設立のためにバスケ対決をすることに。 春原に朋也と、スポーツ推薦できた二人には自身の過去にも重なる事もあって、渚にかける言葉にはしっかりとした重みのあるものだったのに、そこから明後日の方向に行く展開がなんとも春原らしい(笑)。演出的にも…

テコ入れ恒例の水着回。 今思えば名前からして怪しかったが、はまじが男だったとは思いもしなかったよ。しかし「はぴねす」に続いての女装キャラだが、結構需要があるのかな。まぁ確かに否定できない魅力があるのはわかるような、わからないような(笑)

ヘカテー参戦。 事態の急変で展開的には面白くなってきているはずなのだが、視点が散漫な為に、状況の把握すら難しい状態。 特に近衛とヘカテー側なんて、ようやく両者の繋がりが見えてきたと思ったらアッサリと合体して消滅。終わってみれば誰も言及しない…

新たに現われたガンダムが月光蝶を展開。なんとも禍々しい描写になっていたけど、これは敵役に回ると見るべきなのか。 まさにアニメ声といったネーナ＠釘宮理恵の登場で、画面の中が一気に華やいだ様子。同じようなところではルイス＠斎藤千和が居たんだけど…

交通課の密着ドキュメント。 初めて見せた？夏美の涙にはちょっとドキッとさせられてたな。しかし、”地味ながらも大切なお仕事”というのは正しい言葉だとは思うものの、ハチャメチャ婦警コンビが売りのこの逮捕で言うと、すごい違和感がありますな(笑)

オープニングとエンディングが正式に完成。使いまわしの変わらないオープニングに比べて、エンディングは本編とかけ離れたバトルアニメ的なノリがハマった作りで楽しめたな。水樹奈々ありき、の作りでもあったけど(笑) 早くもネタが枯れたのか、まんま1話目…

引き続き、間をしっかりと取った流れ・演出の中で日常を見せていく内容。そんな中、だんだんと各キャラの心情や想いの方向が見えてきたのだが、思いのほかバラバラで大きな波乱がありそう。やはり修羅場に行くんだろうか。

唐突ながらアキラ死亡。 死の間際の表情は作画的にも力が入った美しいものがあったんだが、逃走の最中に”温泉だ””結婚式だ”と、見事なまでの死亡フラグの数々が、シチュエーションをギャクにまで昇華してしまってる。つーか、ここまでくると脚本家の開き直り…

分かってはいたとはいえ、原作未読者にはこの大量の説明セリフは厳しいものがあった。まぁ下手な解説いれてしまうとこの雰囲気を壊してしまうので、そこは難しい部分なのだが。ホロとロレンスの掛け合いの妙は増してきたし、低調な作画の中でもホロの部分は…

一歩進んで二歩下がると、迫り来る事件を前に宗助とかなめの間に溝が生まれてしまう展開。脚本としてはギャグを交えつつ、丁寧に二人を追ってはいるんだが、演出が硬いせいかそのメリハリをイマイチ感じられなかったりする。

スポーツものではお約束、アクシデントで試合参加の危機の巻。 にじみ出る悪役ぶりからして、これまたルール無用の反則キャラなんだろうか。これで珠姫が正義の鉄槌を下すのは、男子の不良部員で使用済みだし、はてさてどういったパターンになるんだろう。

今回のお相手は子供を失ったマッドなサーカス団。 しかし、サーカスの舞台に呼ばれたのに、それで子供の手を離すなってのはかなり横暴な話のような気がするんだが。迷子の時のように子供をしっかり見ておけなかったのらわかるが、この状況ならむしろ悪質な手…

諒の追う猟奇事件に巻き込まれてしまう慎。 他でも言われてそうだが、薄いペルソナを暗い画面で動かすと何をやってるのか分かり難く、バトルがなんとも見辛かったな。判りづらいといえば、ペルソナというものの扱いもそうで。受けるダメージは本人に還元され…

幼女のアヤカシ使いが登場。前任の頭の悪い不良と比べて、なんと華やかな事か(笑)。狂気を含んだキャラを清水愛が上手く演じていて、今まで一番楽しめる内容だったな。このままメインキャラとして続行して貰いたいほどだ。

とうとうキスまで来た光一と星乃に、偶然それを目撃してしまう摩央。 二人を照らすスポットライトの演出は古臭すぎて笑ってしまったが、演劇の参加といい、じわりじわりと再び摩央の気持ちが揺れ動いてきたのは面白い展開だ。予告では明日香が実験の詳細を尋…

オープニングとエンディングの完成と共に内容がエロアニメに。服のパーツが消えて女性キャラが下着姿になっていくのは「グリーングリーン」だったっけか。そのエロの勢いを借りた前半は良かったが、後半の三姉妹の対決はゲーム性も皆無な内容で全く盛り上が…

今度の差出人は理由無き自殺者から。理由を知るために教室に立てこもった父親の場面で、やけにカットがおかしかったのは長崎の事件を受けての規制だったのかな。フミカや特殊部隊の銃については普通に描写していて、事件を思い起こす父親だけはその対象と、…

ラストバトル。 今までの日常が将来への夢、未来へと繋がる希望を生み出す。滅ぼされたパルミエ王国の住人が絶望の仮面を被って登場する所は、夢や希望だけでなく、生きる事へのメッセージも含んでいるようだったな。 それにしても、仮面を被ったミルクの姿…

セリフ頼りの進め方な事もあって、フィレスの覚醒も近衛の登場も全て面白味に欠けてしまってる印象だ。まぁ、ずっと出番の無い近衛とか、心を許す方がおかしいフィレスの存在とか、この状況で今の展開に驚きを持てというのが難しい話なわけで・・・。ようや…

まさにミサイルの雨あられ状態で、ガンダムが圧倒的な物量で追い詰められる過程をキチンとアクションで見せいくのは面白かったのだが、さすがに数百機を投入し十数時間に渡る攻撃を仕掛けて、何一つ行動に支障がないと、苦戦しているとは思えない状況だ。パ…