ベヘモスとのカーチェイスやバトルなど、巨体ロボ相手に振り回される絵的な面白さはよく描けていて面白かったな。あまり嬉しくないかなめのパンチラサービスは辞めて欲しかったけど(笑)

すべては最後のかなめVSテッサの鉢合わせへ、かのような区切り方と持って行き方がお見事。お約束とはいえ、この冷や汗たらたらなシチュエーションには笑ってしまう。

作画レベルの微妙さなどなど、単発エピソードに対する力の抜き具合みたいなものが、透けて見えてしまうような出来だったな。一般社会での宗助の浮きっぷりや、そんな宗助をほっとけず付き合ってしまうかなめの気持ちとか、お話的には纏まりのあるものになっ…

長編1冊目終了。アクションだけでなく、レーダーや通信など状況の内外を活かしたバトル描写が、場を盛り上げており面白かった。ビジュアル的にも、ガウルン機の髪（たしか熱放射のもの）の揺らぎなんかは、美しさの中に怖さもあって上手かった。

かなめを救出して初のアクションバトルの回。なのだが、これといって目を引くようなアクションも無く、ちょっと寂しい出来だったかな。M9の発射シークエンスはCGも交え、様になったカッコよさがあって良かったのだけど。

かなめを狙ったハイジャック事件が発生。ラストの宗助の逡巡は、ここまでずっとキャラに焦点を充てた作りになっていただけあって、手に取るように伝わる場面だった。飛行機からかなめの元へ、一気にカメラを引いて構図を示す場面は映画的なカメラワークで面…

一歩進んで二歩下がると、迫り来る事件を前に宗助とかなめの間に溝が生まれてしまう展開。脚本としてはギャグを交えつつ、丁寧に二人を追ってはいるんだが、演出が硬いせいかそのメリハリをイマイチ感じられなかったりする。

これでもかとパンチラシーンが増加。見せる（魅せる）という意図が感じられないので、なんか逆にこちらが痛々しさを感じてしまうんだよなぁ。頼むから隠してくれよ、みたいな(笑)

02年にWOWOWで放送された作品の再放送。オープニングからアイキャッチ、次回予告に提供カードまで放送当時そのまま。ここまで完全な形でやってくれるのは嬉しいかも。 今見ても作画レベルは高い。お話としても、宗介のズレた日常感や、ズゲズゲ物を言うも本…

"わりとヒマな戦隊長の一日"のタイトルに在るとおり、ミスリル側の人間の日常を描いたエピソード。やはりこういったエピソードはキャラクターを膨らませるなぁ。隊を纏めるテッサもここではただの萌えヒロインだし、カリーニンは味覚のおかしいオジサン。部…

放映枠をギリギリいっぱいにまで使った最終回。じっくりと描いてきた宗介の落ち込みっぷりをアッサリと洗い流すかなめの存在、かなめの言葉。完全に作品のスイッチが入れ替わるその瞬間。そしてそこから始まる主人公＝ヒーローとしての大活躍。原作でも感じ…

引き続き心ここにあらずの宗介。メッセージに従うまま指示の場所に行くとそこにはかつての仇敵ガウルンの姿が。前回までと同様に丁寧に人物の心情を追っていってる。宗介とガウルン、テッサとマデューカス。対立する2軸を緊張感を持って見せる手腕には改めて…

とことんなまでトーン押さえて無気力な宗介を見せていき、それと照らし合わせるかのように動きの無かった香港にもタイムリミットが迫ってくる。 物語的には底。実際盛り上がりには欠ける内容だし、よくこれで1話を作ったとも思う。ただこれはキチンと意味を…

かなめの事を引きずり、心ここにあらずの宗介。 前回はただの一市民、一女子高生であるかなめが非日常な孤独な戦いを強いられたのに対して、今回は戦闘を日常としている宗介がその日常すらこなせなくなってくる。細かな描写であったが、ASに立てられていた柵…

ヒロインの逆襲。実際言葉にすると単純ではあるが、そんな思いを感じさせない密度と描写でグイグイと引き込んでゆく。言葉少なく淡々と任務をこなす玉蘭と、そんな彼女を簡単に殺すレナード。それとは対照的に、形振りかまわずあられもない下着姿で生き抜こ…

命令とはいえかなめのもとを去り、またその命令の為に今度はテッサと衝突。着任したばかりの上官に挑発され、今度はAS戦として衝突するも、自身の不甲斐なさからかまるで力を出す事もできない。作中の言葉にもあったように、任務や命令といった枠の中に自分…

影でかなめの護衛にあたるレイスに事情を聞くため呼び出したものの、今あるこの生活の不自然さを、「ふもっふ」のドタバタ部分（社会に適応できない）にまで踏み込んで突きつけられ、否応なく受け入れざるを得ない宗介。 家を引き払う際の感情を殺したかのよ…

緻密なレイアウトと演出が、宗介とかなめの距離感や心の揺れを表していてとてもよかった。特に散髪シーンはキャラクターの動きと間だけで二人の心情を物語っている。単純だけどこれだけで勝負できるのが（できているのが）、質の高さと云われる所以でしょう…

原作部分はここから。再びの導入部ということもあって、多少テンションの繋がりに(ハッキリとした区切り部分が曖昧になるので)心配があったのだけど全くの杞憂だったみたい。引き続き、動きまくるアクションとテンポのいいコメディを、このクオリティで見せ…

絶体絶命の状況から一発逆転へ。追い詰められた状況でのテッサの機転、敵側への情報提供失敗とミスリルへの裏切りが発覚するブルーノ、前話で見せた宗介のアーバレストに対する不信感とそれが現実となってしまう今回のラムダドライバ不発。次回から始まるデ…

5.1chを活かしての、緊張感のある通信情報戦。おバカ時代劇で落としたテンションを音やアクションによって徐々に高めていく緻密さは上手いな。その頂点で次回へと引く構成も。 あと、ブルーノを裏切り者として印象付けているのも、先を考えれば納得の構成。…

最新鋭の装備をもつミスリルという長編の基本を手際よく紹介した1話。そしてふもっふに代表される学園コメディ部分を大幅にミックスさせた2話。コメディとはいえそこは長編、バランスがシリアスよりで浮く事無く楽しめる作り。ほぼアニメオリジナルとして登…

ふもっふと同じく監督は武本康弘、脚本とシリーズ構成に原作者の賀東招二。そして制作は京都アニメーション。個人として今期一番期待していた作品で、久しぶりに緊張しながら放映を待っていたよ(笑)。クオリティはさすが。オープニングやアイキャッチなんか…

前半はタイトルそのままライトノベルの話。後半は京都アニメーションの紹介。見所はやっぱりラストのアニメ映像そのものと、テーマ曲になる下川みくにの新曲かな。その映像からするとオリジナルとしてギャグパートも入れてる模様。 今回録画しておいて助かっ…

2005年04月 開始作品

2007年10月 開始作品