フルメタル・パニック!The Second Raid 第07話

影でかなめの護衛にあたるレイスに事情を聞くため呼び出したものの、今あるこの生活の不自然さを、「ふもっふ」のドタバタ部分(社会に適応できない)にまで踏み込んで突きつけられ、否応なく受け入れざるを得ない宗介。
家を引き払う際の感情を殺したかのような味気ない後片付け。その最中にかかってくるかなめからの電話。その電話にでることができない、でても恐らくなんと言っていいのかさえ判らない宗介の迷い。

そんな中でかなめに忍び寄ってくる敵の影。帰宅してつけたTVから聞こえてくる渇いた笑い声。かかってくる無言電話と、ディスプレイに浮かび上がる非通知の文字。否が応にも掻き立てられて宗介のもとへ行ってみるも、すでにそこは荷を引き払った後だった。

前回に続き今回も日常といったものに焦点をあてた回。前回のあたたかな日常から一転、壊れていく日常に苛立ちと不安を隠せない宗介とかなめ。流してしまえば本当に目に止まらなかったりするのだけど、そこをじっくりとふたりの心情を追っていく丁寧な作り。
あーこれで2週間も待たされるとはキツイな(笑)