機動戦士ガンダム00 敵の攻撃により吹き飛ぶパーツ、剥き出しになってしまうコクピット。シリーズラストのお約束ともいえる描写だが、その満身創痍な機体の姿が激しいバトルをより一層盛り上げる。最後の決着がエクシアで剣勝負というのも心ニクイ演出だ。最…

機動戦士ガンダム00 イオリア計画が電波ムンムンで頭が痛くなってくるのだが、そこはまぁいろいろと差し引いて考えてやるのが優しさ。となるとそこはやはり「対話」というのがキーなのかな。 敵と味方に別れてしまった沙慈とルイス、スパイだったアニューと…

機動戦士ガンダム00 スメラギさんの「世界を変えたことへの償い」に、ルイスの「お前達は世界を乱した悪だ」など、こうソレスタの行為を省みたりする展開がほとんど無いまま来てしまったのは、失敗の一つにあげられそうだなぁ。個人にしろ組織にしろ、戦う理…

機動戦士ガンダム00 ソレスタにアロウズ、そしてカタロンまで参加して対イノベーターも最終局面。なぜかマリナ姫まで子供を連れて上がってきちゃったけど、やっぱり歌う為に出てきたんだろうなぁ。当初は国を背負う皇女として登場したのだが、今や一介のなが…

機動戦士ガンダム00 留美→ネーナ→ルイスという負の連鎖は、まさにこの作品のいう「歪み」として象徴的な出来事。そしてその「歪み」の数々が、描写不足の為に全く伝わってこないのも、この作品の出来を象徴しているようでもあったな。 「兄のせい」の一言で…

機動戦士ガンダム00 ボロボロの機体で抱き合うロックオンとアニューの姿は、両者の隠れた心の内を示してるようで、良い演出だったな。刹那が悲しみを受け止める役として、なんとも主人公らしい振る舞いをしてるのも、個人的に評価が高かった。 ただ実際のと…

機動戦士ガンダム00 1期を彷彿とさせる突然のご乱心なネーナ＠釘宮理恵に、結局何をしたかったのかわからないまま退場？の留美。これは終盤に向けての悪役立てと人員整理が開始されたと思っていいのかな。特にネーナは沙慈とルイスの共通の敵としての立場が…

機動戦士ガンダム00 先の事件からそれぞれが大切なものを確認するかのような流れ。マリーとピーリスのよくわからない人格交代？とか、色々なフラグがビンビンのロックオンとアニユーとかあったが、やはり刹那の「ガンダム」発言に全てを持っていかれてしまっ…

機動戦士ガンダム00 軌道エレベーター崩壊。危機の迫った目の前の命に対し、敵味方関係なく手を差し伸べようとする様子は、人としての温かさに希望を見出すかのような場面。だが、その希望はモロくもアロウズとアンドレイによって打ち崩されてしまう。アンド…

機動戦士ガンダム00 クーデター勃発続き。今更TV画面一つの、一方通行の情報戦なんてちょっとビックリだ。今となると沙慈の姉など、マスコミや報道者側の描写が消えてしまったのは、この為の制作側の都合なのかと疑ってしまう(笑) しかし、「歪み」だ「偽り…

機動戦士ガンダム00 クーデター勃発。2期になってからは、アロウズとソレスタの捕まらない鬼ごっこのようになってきていたので、こういう形で第三者が介入してくる展開は面白い。

いろいろと引っ張ってきたセラフィムガンダムの出現に、OOのトランザムと、出し惜しみする事のないバトルは熱い展開で手に汗を握る。しかしそのせっかくの見せ場も、マリナと子供たちの歌によって中断しまたもやのお預けに。これはいったいどういう事なのか…

ガンダム芸人の土田を中心としたトーク＆傑作選。きちんと視聴してる人が集まっていただけあって、グダグダさやストレスとも無縁な内容で楽しめた(笑)。それにしても女性陣のロックオン人気は高かったなぁ。

トランザム頼りで、真正面から突っ込んでいく行為を「戦術」と呼ぶのはどうなんだろう。持てる力を最大限利用するのは状況として正しいのは理解するが、物語としてはこう手に汗を握るようなモノが無くてイマイチだった。やっぱこの手のゴリ押しは、計算づく…

お話的にはいつもの引き伸ばし内容だったけど、バトル的にはもはや次元を超えたかのようなパワーアップを、これでもかと見せ付ける内容でシンプルに楽しめた。スメラギさんもそのスゴさに驚いていたけど、完全に超人・超能力なノリを感じさせるノリだったな。

ちょっとメンテナンスに、なんて形でパワーアップしてしまったので、新モードのお披露目はあまりカタルシスを感じるシーンでは無かったのだが、その後にいきなり精神世界が登場して吹き出してしまった。まさか、こんな隠し玉があったとは(笑)。裸でお座りし…

悪役の決定打、大量破壊兵器を手にするアロウズ。 なんでまたこんな恐ろしいものを持ち出すのかが疑問だが（武力統治という悪化イメージしかないような）、お約束の展開で敵役としては十分な存在感を持ってきた。 そんな中でハレルヤとピーリスが復活。完全…

対サーシェスはシンプルなれど迫力のあるロボットバトルで面白かったけど、大気圏離脱作戦はややアイディアに欠けてあまり盛り上がらなかったような。”海中からの突破”も”途中のガンダム発進”も、進歩した技術世界の中だとどれだけイレギュラーなのか分かり…

イノベーターの存在とイオリア計画の全貌が明らかになり、全てはそのために動いていたことを知るティエリア。 結局、戦争の根絶という口車に乗せられていた者たちの世界修正が今期の柱なのか。それとも盲目に信念を押し通すのが柱となっているのか（今回のロ…

敵味方で因縁のある男女は、遭難して一夜を一緒に過ごす法則発動。 この因縁にかこつけて物語が大きく動くのかと思えば、マリーの記憶を思い出したソーマは、セルゲイの事など気にもせずあっさりとアレルヤの元へ。えー、２クールもかけて、上官と部下から親…

アロウズとなって迫り来るルイズに、失ったモノの為に武器を取る沙慈。互いを知らない中、かつての恋人同士が敵味方に別れて対峙するとは、なんとも皮肉な流れ。ただ元をただせば、秘密組織のくせして外部の人間を簡単に招きいれた刹那や、訳も分からず暴れ…

アロウズによる虐殺行動にさらされるカタロン。 話の焦点が”無人機”なのか”無差別”なのか、その辺がなんとも曖昧な為、ただでさえ難しいソレスタ側の正義の理屈が、より分かり難いものになっていた印象だなぁ。 カタロンがテロ組織とみなされてるならば、無…

恋人と疑われる刹那とマリナや、ピチピチの制服にモジモジするスメラギさんなど、ソレスタの面々にいい意味でのイジりが出てきたのは良かったな。なにせ真面目な顔してテロしちゃう方々なもので、全く今まで本気度が計れなかったとでもいいますか・・・。今…

アレルヤ＆お姫様の救出作戦。 バトルから逆算した局面作りは今までと同じなのだが、せっかくの電撃作戦が強すぎるガンダムやマイスターたちによって、早くも真剣味の薄れた内容になってきてしまったのには残念だ。ただでさえアル中や素人の参加で、ソレスタ…

敵の猛攻に晒された中で起動するダブルオーガンダム。 シンプルな状況を作り上げて、ハッキリとした見せ場を用意してるのは前回と同様上手い作り。この辺りはスタートダッシュに欠けた前作の反省が生かされているようでもあるなぁ。 しかし同窓会のようなノ…

前作から4年後。連邦政府を樹立した世界は、統一の名のもと治安維持部隊「アロウズ」を組織し弾圧を始めていた。歪み始めた世界に再び登場するも、敵に圧倒的な差をみせつけられる刹那とエクシア。そこに登場するティエリアとソレスタルビーイング。そして再…

ラストを飾るべくバトルに次ぐバトルな展開。畳み掛けるような勢いには圧倒されるが、人員整理かのように消えていくキャラ達には何の感慨も沸かなかったなぁ。案の定、２期に続くエピローグでは顔を見せてくれたし(笑)一応の総括。”主人公がテロリスト””武力…

追い詰められていくマイスター他、ソレスタの面々。 名前も怪しいクルーの死を見せられても、こちとら全く感情移入が出来ないので困った。ここ最近はバトルバトルした内容でちょっとした盛り上がりが出てきたけど、結局はキャラを立てられなかったという、当…

目前の敵とただひたすらに押し合いへし合いのバトル内容。絵的に派手で見栄えがするのは確かだけど、この流れでキャラの生死を入れられると、エンタメ性のあるショーに見えて仕方なかったな。ロックオンの過去なんかも掘り下げて欲しかったし。

これぞかませ役といったトリニティ兄弟の散りざまに、結局は性能差でしかない刹那の強さとか、展開へのツッコミ所は色々とあるんだけど、赤くなったらスピードが3倍という絵的な説得力でなんか納得させられてしまったよ(笑)