ちょこッとSister 第01話

ある日突然女の子が〜という典型的なオチもの話を、今さら妹でやるというのがこれまたパンチが効いてますな。いや別にオープニングとかけてるわけじゃないけど。
子供の頃の願いが叶ってサンタから妹をプレゼントされる主人公。一応は過去の出来事を話の下地にしているとはいえ、この状況を即座に受け入れ、買い物へ行ってすぐさま生活の基盤を整えようとするのはさすがに受け入れがたいモノがあるな。状況の異質さもそうなんだけど、ちょこが妹だと思う根拠が薄いので、サンタに人形を貰った程度に感じられてちょっと恐ろしさをも感じてしまう。妄想と現実の境目が無い主人公と、得体の知れない妹という、人間性に欠けた組み合わせみたいな。う〜ん、考えすぎかなぁ。

うたわれるもの 第15話

まぁ、なんだ。ハクオロさんは主人公で、マスターアジアは悪の親玉だから、戦力とか状況とか動機とか国とか民とかその他もろもろ、主人公補正でどうにかなっちゃうんだよ。たぶん。死なない死者を兵士にするのがマスターアジアなら、死なない生者を兵士にしているのがハクオロさんってな感じで。
戦記ものとしての興味が尽きたところで、ハクオロさんの正体が出てきたのはありがたいところ。ただ、あの姿形やオープニングなんかを見ると、人を超えた存在である事は確かなので、そこまでの流れをきちんと整えてくれればいいけど。

コヨーテ ラグタイムショー 第02話

ミスターとフランカ。海賊と財宝のカギを握る少女との関係性を中心に、復活した12姉妹の攻撃に捜査官アンジェリカとチェルシィの機転。おっさんと少女というベタ組み合わせのドラマの中に、スピード感あるアクションと各人の関係性を盛り込んで過不足なく説明している。面白いな、この先も期待したい。