ハクオロとエルルゥの別れ部分は、細かな芝居がついて二人の感情を盛り立てる素晴らしいシーンだった。そのピークを演出する挿入歌もピタリとハマっていて良かったな。 ただ逆にその単一シーンの力強さが、ハクオロの過去の話等、ネタバレ部分の浮きっぷりを…

進んだ科学で命ですら扱えるようになったけど、それは間違った事だと気付いて実験体と共に大脱走。その後繁栄したのが今の世界だった。 話の理解としてはこれでいいのか、かなりテンプレ化した話なので想像はつくんだけど、はっきりとした説明が無いのでなん…

話の消化に手一杯になるのは仕方ないとは思うけど、もう用無しと言わんばかりのロボットや、いきなりワープして説明を聞きに行ったりする展開等、あからさまな都合のよさが続くのにはちょっと・・・。その圧倒的な力をなんとかしようというのが、お話の一つ…

原作を知らない人間でも詰め込みを感じる展開で、ついて行くのが大変。ゲンジマルはアッサリ寝返っちゃうし、大軍で翼人の親父さんを助けに出て行ったらこれまたアッサリ帰還してくるし。尺の問題というのも十分わかるんだけど、大軍が出て行った〜帰ってき…

ハクオロさんは元は現代人で神様と一緒になった存在なのかな。火薬等の知識は過去の自分が持っていたもので、変身後の怪物のような姿が神としての姿。その二つが存在しているのがハクオロだと。取り外せない仮面というのは、そのままハクオロと一緒になった…

自国を守るために、天下平定を決意するクーヤ。 この決断の裏には、部下の一人があのマスターアジアのトコにいた翼人と組んで動いているようだが、一体どんな理由が存在するのだろう。かつては一国の王を幻術で惑わしてそのままという前科があるので、あまり…

文字通り血の雨を降らすほどのロボットが登場。世界観がだいぶ変わってきた印象あるけど、これもハクオロの存在と絡んだ謎でもあるのかな。でもカルラなら普通に一騎打ちでなんとかしそうな気もするし、普通に戦う事にでもなるんだろうか。 クーヤからサクヤ…

毎度のように敵となる親玉がどうしようもない馬鹿ってのは、難しい事を考えなくていい反面、物足りなくもある。特に今回は今まで戦ってきたカルラの弟のオツムが、お世辞にも良くないので余計にそう感じてしまった。

路線変更なのか番外編的な扱いの話なのか、ギャグノリを持ち込んだままの路線に多少の違和感があったな。これが日常だけの話だけならヤボなツッコミはしないのだが、このタイミングでハーレムパーティーを結成して出て行くってのは、やはりコメディに描かれ…

ラジオでのやり取りを知っていると（実際に聞いては無いんですが）、ハクオロとエルルゥの会話にまた違ったものが見れて面白いな。今回の褒められて嬉しいエルルゥなんか特に。まぁ、ホント言うと専門用語ばかりが飛び交ってイマイチ内容が理解できなかった…

全編通してそうなんだが、指導者（リーダー）としての群集だとか王としての民だとか、ハクオロと対照なるべき側の描写が欠落しているので、悩みや苦悩というものが実感に乏しいな。盲目的に付き従う人間しかいないので、一方的なドラマを押し付けられている…

まぁ、なんだ。ハクオロさんは主人公で、マスターアジアは悪の親玉だから、戦力とか状況とか動機とか国とか民とかその他もろもろ、主人公補正でどうにかなっちゃうんだよ。たぶん。死なない死者を兵士にするのがマスターアジアなら、死なない生者を兵士にし…

あれ？先週の終わりでは大軍を率いて侵攻してはずのマスターアジアが、自国で戦の指揮を執っている？。一体何が動いて何処が拠点となっているんだろ。あちらこちらを攻められているのだが、地理や時間といった提示がないので戦局が把握しずらいなぁ。テロッ…

敵の総大将を単騎で誘い出すハクオロさんの策士ぶりにも驚いたが、そこにマスターアジアがこれまた単騎で横槍入れてくる展開に驚いた。さすがに無茶だろうと。 「利用していた」と「幻術」という発言から、全てはマスターアジア*1の策略だったという事？。大…

クッチャケッチャ側では国を挙げて極悪人にされているハクオロ。罪人の証だとか、呪いがどうたらとか、仮面の事に何かしら触れるのかと思ったけど、実は昔から仮面をつけていたご様子。この世界では仮面を付けている事は疑問の対象でもないのか。普通さ、記…

新たな国の侵攻により滅んでしまうエルルゥらの育った集落。 村の置かれていた周囲の状況だとか、大事な調印式の最中に即城にまで侵攻される国の守りだとか。この出来事が不幸にも起こってしまったものなのか、見通しの甘いウッカリな出来事なのか、実感に欠…

バトルシーンよりも気合の入った、カルラの脱いだ姿とおっぱい描写に感動した。 クロウを上回る力の持ち主として仲間になるカルラ。なんか東方不敗の登場から一気にパワーバランスに動きが出てきたなぁ。10倍の戦力差という説明があったので、傭兵として十分…

大国の侵攻により再び戦乱へと巻き込まれるのだが、兵糧攻めを禁忌と呼ばれる爆薬によって成功させる。すっかり忘れていたが、ハクオロさんは記憶の無くした謎の人だった。この辺は記憶として戻りつつあるのか、染み付いた知識としてのものなのか。今までど…

テンポよく進みすぎた為の、貴重な休息回だったのかな。 いつのまにか偉くなりまくりなハクオロさんや、無邪気に遊びまわるアルルゥとカミュなどの微笑ましいシーンは、戦後の平穏さを感じさせる良いシーンだった。 それにしても調停者とやら存在はどういっ…

人物にしろ集団にしろ描き方や見せ方が一方的過ぎるので見所に欠いてしまったかな。 特に人々の集まりである、村人側、兵士側の描写が欠いている事もあって、戦闘終了後に敵味方そろって和気藹々と食事しているってのはすごい違和感あった。圧制だ、焼き討ち…

"小さな関"と作中にもあったが、ホントに小さな関を数的有利によって落とした話だったのかな。未だにこの国の仕組みや規模なんかがピンとこないもので、圧制引いてたわりに皆さん元気でたくましいなぁと思ってしまったな。

戦闘シーンの迫力は言うまでも無く、全体的に驚くほどクオリティが上がっていてビックリした。その上、ムックルに押し倒されるエルルゥや(笑)、ハクオロにベッタリながらも援軍として駆けつけるアルルゥの行動力だとか、キャラクターを立てるエピソードも忘…

たしかに祖母さんを斬られて気持ちとしては理解できる部分はあるのだけど、即反乱で即成功というスピード展開なせいで、堪え性のない村人のお手軽反乱に見えてしまうなぁ。ラストの会話を聞く限り、この反乱が村にとってどれだけ重い事となるのかは理解でき…

病を抱えた兄妹の紹介話。 なんだけど、妹の為どこぞの蔵に忍び込み薬を奪取した兄が、どこぞの御大将に見つかり一撃を喰らうと早々に薬はおろか命まで投げ出す有様で、これが見せたい兄と妹の絆なのだろうか？と疑問を持たずいられなかった。落人の受け入れ…

早くもエルルゥに対して家族となった仮面の男が、主との戦いに一役買う事で今度は村の中の家族となっていく。 文字通り体を張って村に貢献していくので話の過程としては丁寧なのだが、村社会を考えると唐突さも感じてしまうなぁ。普通、外者意識があるのは仮…

原作未プレイ。和風ファンタジーか伝奇モノか。お話自体はありふれている上、演出的にもフックに欠けてやや見所に乏しいのだけど、記憶喪失の上に外れない仮面をつけられている主人公に噴いた。それ一体どんな呪いがかかっているんだよ(笑)。オープニングを…

2006年01月 開始作品