涼宮ハルヒの消失 上映時間162分。あっと言う間と表現するには長する時間なのだが、実際に観てきた感想としてはホントにあっと言う間。ダレる事も間延びを感じさせる事もなく、一つの物語として十二分に満足させられる出来だった。 特筆して挙げられるのは物…

涼宮ハルヒの憂鬱 劇場版決定の報でやっと納得。以前、明確に2期と打たない姿勢と再放送を交えた構成から、製作側は今回の放送をシリーズの2作目として捉えていないのでは？、と思った事があったのだが、どうやらその通りだったらしい。今回の一連の放送はこ…

涼宮ハルヒの憂鬱 喋るネコや映画のエンディングでしつこいほど強調されたフィクションという言葉と共に明かされる、実は微妙なバランスによって成り立ってるSOS団の人間関係。役どころの一致という映画と現実の関係性は、実は表層的な関係だけでなくどちら…

涼宮ハルヒの憂鬱 傍若無人な行動に、ハルヒの改変能力まで加わってますます混沌とする撮影風景。撮影された「みくるの大冒険」もシュールで味わいのあるものだったけど、撮影の過程もこれまたシュールそのものだなぁ。それもこれも、あのみくる＠後藤邑子の…

涼宮ハルヒの憂鬱 映画作り開始に先駆け、まずスポンサーのCM作りから始める辺りは、ハルヒの商才がなせる部分なのかそれとも稀な常識人の部分なのか、気に掛かるところ(笑) みくるの大冒険の撮影風景ということで、撮影の最中はカメラをみくる側に置いてそ…

涼宮ハルヒの憂鬱 文化祭に向けての映画作り開始。例えば後にキョンが谷口たちと行く事になる、みくるのクラスの焼きそば喫茶だったり、または「サムデインザレイン」でも出てくるスポンサーの電器屋さんだったり、この先の展開を知っているからこそ、気付か…

涼宮ハルヒの憂鬱 8回目でようやくの脱出。さすがに3回目以降くらいからは、何の為のループなのか分からず視聴意欲が激減してしまったというのが偽らざる本音。終わりとなる今回を観ても、ここまでやった効果の程は伺えず。結局は巷でウワサされるように商業…

涼宮ハルヒの憂鬱 まさかの続行で、終わらないエンドレスエイト状態へ。ここまでくると演出や構成といったものを推察するどころではなく、頼むから終わってくれ、という絶望感しかもう残らない(笑)。 悪ノリなのか、それとも勝算があっての事なのか。前作と…

涼宮ハルヒの憂鬱 ループ突入。楽しい夏休みが一転、終わることの無い永遠の日常に様変わり。前回と同様に夏休みのイベントを消化しているはずなのに、繰り返しが行われていると判った途端に襲ってくる、終わりの無い日々の恐怖。事実を知った後、だんだんと…

涼宮ハルヒの憂鬱 新作・エンドレスエイト。次回に続く内容とはいえ、全てを夏休みイベントのみで消化するとは思い切った内容だ。イベントものにはなんでも首を突っ込むのがSOS団だが、この市民プールだセミ採りだといった日々は、まさに正しい夏休みの過ご…

来週のチバ放送まで待ってられん！、ということでチバTVメインという視聴スタイルを捨ててMXで視聴。額縁だけど気にしない、気にしない。 新作”笹の葉ラプソティ”。3年前の東中にてハルヒとキョンの出会いが語られるエピソード。この出会いこそがハルヒを北…

涼宮ハルヒの憂鬱 こちらは再放送らしい？。以前の放送と同様で情報が全く入ってこないのだが、ネットでは新作が含まれるとか全28話の枠があるとか、いろいろな話があるんだけど、さて真偽はいかに。さすがに何か動きがある時は公式の方がちゃんと情報を出す…

良い最終回でした。ラストの形が想像できていた中で、これほど満足のゆくものを見せてくれるとは思いもよらなかったな。それでもって原作が憂鬱で完結しているというのは、なるほど正しい言葉なんだな、と思った次第ですね。 宇宙人、未来人、超能力者を取り…

乙女の繊細で複雑な精神構造。普段とはうって変わり、マンションで普通の口ぶりを見せる姿と同様に、精神のなかでも常識とのせめぎ合いを見せるハルヒは、人としての実感を持たせてくれて面白かった。自分が特別では無いという、世の中のごく当たり前の事実…

学園祭でのハルヒライブ。気合の入った素人ライブ風景のクオリティに度肝抜かれた。歌に併せた演奏を描く難しさを考えたら普通こんな事までやる必要もないのに、それをやり切って見せ付けてしまうこだわりの凄さに圧倒される。ここまで来ると販促がどうこう…

脚本に賀東招二、コンテ演出に武本康弘とフルメタOVAに行っていた班が参加。つーか脚本の賀東招二はフルメタの原作者その人で、一体なんでこの人まで参加しているのだろう(笑)。さすがにフルメタで手掛けたモノだけあって、艦隊や艦橋の見せ方からそのバトル…

AAランクの美少女朝倉さんまでがこんなキャラだったとは・・・。 先週の全くしゃべらない長門の日常を見せられてる身としては、言葉はおろか体を張ってキョンを守る姿を見せられると思わず転びそうになるなぁ。キョンの言葉がキッカケでメガネっ子を止めてい…

パソコンや野球道具に各種コスプレ衣装。思い出の品に囲まれた部室で過ごす一日を、マッタリと見せていくエピローグ的なお話。予告では14話として発表されているので、実際にその通りだったのかな。 室内の様子をほぼ固定されたカメラで見せているのは、SOS…

孤島でのお話の後編。ニンジンはそのまま好き嫌いだったのね。予想通り全てはハルヒの為の仕掛けでしたというお話で、かなり落ち着いたトーンになってしまったものの、そこが逆に素の涼宮ハルヒをよく見せていた。 前回のカマドウマとの係わりから一転、殺人…

この構成に慣れたと思っていたのだが、それを上回る超展開に笑ってしまった。巨大カマドウマが現れ、カナブンが傷の手当てにくるようなRPG展開だもんなぁ。今までのシリーズ構成と照らし合わせると、孤島症候群の構造と重なる"結果（モデルケース）"として挟…

嵐の孤島でおこる殺人事件。 関係ありませんと前置きをしてまで、舞台となるペンションを紹介しているのだから小泉の仕掛けなのかな。オーナーがニンジンを残していたシーンがあったのだけど、いつもお世話をする執事の人がオーナーの好き嫌いを把握してない…

ハルヒとキョンの文字がやけにデカイのは超監督ハルヒのアピールなのか。キョンがハルヒによって選ばれた存在だという事を知ってみると、これまたハルヒの行動（アピール）が可愛く見えること、見えること。 かなり説明に特化した回だったのだけど、理解すべ…

それが自然だと言わんばかりなナース姿のみくるに笑ってしまった。その上それで外にまで出ているのだから、全くすごい馴染みぶり。しかしこのコスプレ姿は時間経過の一つでもあると共に、傍若無人なハルヒへの理解力みたいなものも窺えるのだから巧い描写だ…

いや〜参った参った。ここまで素直に乗せられると気持ち良いね。ええ、この展開は全く予想だにしてませんでしたよ。 1話の自主映画から始まって、2話で明らかになってくる涼宮ハルヒという人間。一体何が始まったのかと思わせて、実はこうなんですよ、ともっ…

やはり導入は巧かったなぁ。1話で振り回されたこちらの視点が、今回改めて出会いから始まるキョンの心境と見事にシンクロして、モノローグ的なツッコミがいちいち的確ですごく笑える。普通にはじまっていたら、このモノローグはセリフ回しと共に、クドさの方…

うわぁ〜、すごい変化球(笑) 左右に黒ベタを追加して超額縁で送る作内自主制作映画。これがツカミとして良いのか悪いか評価が別れる事は間違いなしなんだが、カメラ中であることを印象付ける色調の微妙な変化から、背景部分である街の造詣、ところどころお笑…

2006年01月 開始作品

2009年01月開始作品