涼宮ハルヒの憂鬱 第08話

孤島でのお話の後編。ニンジンはそのまま好き嫌いだったのね。予想通り全てはハルヒの為の仕掛けでしたというお話で、かなり落ち着いたトーンになってしまったものの、そこが逆に素の涼宮ハルヒをよく見せていた。
前回のカマドウマとの係わりから一転、殺人事件なんてものは望んでいなく全くノータッチだった事。そして真犯人を生み出してしまうほど団員(特にキョン)を信じ大切に思っているという事。この辺りは暴走的な冒険心とは反対に、ハルヒの内面的な繊細さが出ているような部分だったな。

実際そういった部分を表していたのか、今回のハルヒキョンと手を繋ぐシーンにしろ、岩場での雨宿りシーンなど、いつもとは違ってやけに艶かしい部分が目立って、一人の女の子である事を強烈に意識付けられる事が多かった。