戦場のヴァルキュリア 命を懸けたファルディオに誰も触れないのは、ちょっと気の毒過ぎる結末だったなぁ。まるで全てはアリシアとウェルキンの恋愛成就の足がかりだったかのような結末だ。戦時下での恋愛が大きなテーマの作品だったのだが、戦争部分は申し訳…

戦場のヴァルキュリア 一致団結する第７小隊に守る者のために孤軍奮闘するアリシアと、ガリア軍側は終盤らしい盛り上がりをみせてくれるのだが、対する帝国側が人物の小物化に拍車が掛かって、益々スケールの小ささを露呈してしまってるようだった。特にイェ…

戦場のヴァルキュリア 結局セルベリアをどう描きたかったのか。想いを寄せるマクシミリアンが実は小物だったという、身も蓋もない展開になってしまったので、命を懸けた彼女の行動がなんとも宙ぶらりんな状態になってしまった。唐突に守るべき存在に気付くア…

戦場のヴァルキュリア 隊の皆を心配し、ウェルキンには助かって欲しいというのは、アリシアの見せた精一杯の恋心のようでもあり、なんとも胸を締め付けられる部分だった。ここに来て帝国少将のラディを掘り下げて、戦争をという行為を敵対する両面から捉えよ…

戦場のヴァルキュリア ヴァルキュリア人としての覚醒で、周囲との溝を生んでしまうアリシア。 強大な力を持っているが故に孤立してしまう、というのは展開としてはとても納得の行く流れ。ただ、当のアリシアが記憶が曖昧なままだったり、ここまでにアリシア…

戦場のヴァルキュリア 実は戦闘民族だったアリシアさんの活躍で、なんとかこの戦局を乗り切ったガリア公国。 この覚醒設定自体にも驚きだが、何の確証も無いまま銃を手にしたファルディオの行動は、人の命を弄んだ暴挙としか思えなかったなぁ。例えその確証…

戦場のヴァルキュリア ファルディオを通して、死と隣り合わせの激しい戦場の様子を描くところまでは良かったのだが、超人的なセルベリアが登場してしまった事で、一気にそのリアリティが崩れてしまった。ただの強いお姉ちゃんならまだしも、たった一人で戦況…

戦場のヴァルキュリア 故郷であるブルールの奪還に向かう第7小隊。感情を表に出せなかったウェルキンが、イサラとの想い出が一杯詰まった故郷で、ようやくその思いのたけを吐き出すという流れは、胸を打つものがあって良かったな。あの場面で一歩引いてあげ…

戦場のヴァルキュリア イサラを喪って沈む第7小隊。直接的にウェルキンを描くのではなく、悲しみにくれた隊の面々を描くことで、間接的にウェルキンの失意の深さをみせるような構成は上手かったな。それが故に、アリシアやファルディオとぶつかってしまうの…

戦場のヴァルキュリア 敵の銃弾に倒れるイサラ。 煙幕だけで正面から敵基地を落としてしまう呆気なさとか、今まで身内からの犠牲者ゼロな義勇軍だとか、ここまでの状況がなんとも作為的なので、この悲劇も同様の軽さが見えてしまったなぁ。いかにも用意され…

戦場のヴァルキュリア オープニングとエンディングが変更に。目まぐるしく動くバトルシーンは素晴らしい出来栄えだったが、個人の一撃で戦車隊を壊滅させる件は完全に超人バトルのノリだよなぁ。ただでさえ本編の戦争は大味なのに、そんな方向に行って大丈夫…

戦場のヴァルキュリア 収容所の解放作戦に挑む義勇軍。 ダルクス人嫌いのロージーがイケメンダルクス人にちょっかいを出されるという、なんとも胸のすく内容が面白かった(笑)。戦いを前にした一時の恋愛というと、なんか嫌なフラグの予感しかしないのだが、…

戦場のヴァルキュリア 手縄だけで荷台に放置されてる二人だとか、車に飛びついたまま事の成り行きを見守るファルディオだとか、全てはアリシアのお説教為にお膳立てされたような状況で、戦争と同様になんとも緊張感の無い誘拐劇だった。あの場で発砲するウェ…

戦場のヴァルキュリア 公国でのパーティー中、姫をさらう誘拐事件が発生しそれに巻き込まれてしまうアリシア。 関与はまだ不明だが、これは帝国の人間を発見したのに通報すらしなかったアリシア側が、間接的に姫の誘拐を手助けしてしまった状況だよなぁ。事…

戦場のヴァルキュリア 雪山の定番ネタ、遭難話。いきなり女の顔を見せ出したアリシアに驚いたなぁ。記者が来た回まではウェルキンの能力すら認めてなかったのに、遺跡騒動からこっち、いつの間に男女の関係を意識する仲にまで進展したのか。なんとも急な心変…

戦場のヴァルキュリア 帝国側の内情話。新任少尉を通して描かれる、国内の権力闘争。エーデルワイス号と同様、チートすぎる殿下の能力のせいで暗殺話がちっとも盛り上がってくれないのだが、どこかの義勇軍と違い無駄なおふざけが無いので、真面目に見れる内…

戦場のヴァルキュリア ウェルキンへ大きな信頼を寄せるアリシアに、ファルディオが語る昔のウェルキンと、なにやら三者間のバランス関係が垣間見えたような回だったな。昔と変わらず、女の子よりも生物に興味があるウェルキンが、いつ自分の気持ちに気付くこ…

戦場のヴァルキュリア 遺跡調査にでかけるアリシア達。それぞれの国の輪郭すら見えてこないのに、古代遺跡にヴァルキュリア人と急に風呂敷を広げ始めたなぁ。いきなりすぎてどう興味を持てばいいのか、ちょっと判断に困る内容だった。建物の作りからするとオ…

戦場のヴァルキュリア アリシアＶＳ報道記者の女の戦い(笑)。全編を基地内で過ごしたために、余計な事を考えないギャグ回として楽しめる内容だった。野菜を語らせたら煩いオッサンや、もと歌い手、オカマキャラ、ブタと通じ合ってる女の子と、隊員の顔が見え…

戦場のヴァルキュリア 確かめもしない獣道に作戦を立てるウェルキンも酷いが、戦車一台と数人ほ歩兵につつかれたくらいで、重要な補給基地をあっさりと捨ててしまう帝国側も、これまた酷い有様だなぁ。しかし前の橋奪還の時もそうなのだが、この作品のスタッ…

戦場のヴァルキュリア 無能な上官というのも戦争ものではお約束ネタだけど、ただただ醜態を晒す姿を見せられるのは退屈なだけで、全く面白みが無い展開だった。今さら制服や装備にツッコミを入れるつもりは無いのだが、防具を付けた帝国軍に正規軍が制服一枚…

戦場のヴァルキュリア 新任隊長に反発する古株隊員。これもお決まりなお話なのだが、良かったのはウェルキンの生物専攻を活かした天候予想くらい。後は状況から作戦まで、どれも杜撰な内容だった。 まず、烏合の集でしかない義勇軍が重要拠点に配置され、勝…

戦場のヴァルキュリア 愚かな人間が戦場でその報いを受けてしまうのは、この手の作品ではお約束な流れだが、自警団に居る人間がどうしてこうも好戦的なのかは理解に苦しむ所だった。戦争や人の命を語るアリシアにしても、特別な戦車に守られていただけなので…

戦場のヴァルキュリア タイトルに戦場と名がつくように、帝国軍の侵攻から疎開を始めた街を舞台にした戦争モノらしいのだが、漂う雰囲気は牧歌的で登場するキャラもみな長閑と、世界観の理解にちょっと戸惑う出だし。一人気を吐くヒロインの活躍も、逃走中に…

2009年01月開始作品