戦場のヴァルキュリア 第03話

戦場のヴァルキュリア
新任隊長に反発する古株隊員。これもお決まりなお話なのだが、良かったのはウェルキンの生物専攻を活かした天候予想くらい。後は状況から作戦まで、どれも杜撰な内容だった。
まず、烏合の集でしかない義勇軍が重要拠点に配置され、勝手に軍事行動を行っていく状況からして、もうおかしい。飛び入り大歓迎の発表会じゃないんだから、こんな自由が許されるわけがないのは素人目にも明らか。ぶっつけ本番の水中進行というのも、どうしてそこまでの賭けに出ないといけないのか理解に苦しむ所。奇襲作戦とはいえ、街を占拠する大部隊が1機の戦車と数人の歩兵でここまで混乱してしまうのも、納得がいかない部分だ。
どれもこれも、活躍を前提に設置された稚拙な設定でしかなく、全く説得力を持っていないのがキツイ。別に詳細な軍隊が見たいわけではない。ただ理由や必然性の無い活躍は白々しくて見てられない。