蒼穹のファフナー 第03話

まだ見慣れてないせいでもあるのだけど、パイロット候補の少年少女にその親と作品内の年齢構成が特定の世代に偏った上での平井久司絵なもので判別が難しい。特に女性は3世代(母、姉・先生、少女)もいるわけなんだしもうちょっと工夫して分かりやすくして欲しいです。

以前にも書いたけど、平穏な島での生活から大きな変化が訪れた子供達。本来ならこの子供達を通じて、今起きている事やこれから起こるであろう事を見せたりしていくのだけど、そういったことをしないのは視聴者をかなり離れた視点へ持って行こうとする意図があるためなのかなと思った。突き放すことで物語をより客観視させるつもりなのかもしれない。

用語や設定の説明がある程度落ち着いた感を受けたこの3話。これが素であるとすると正直物足りない出来。各所で言われる他作品から受けたであろう影響。その上で何を見せれるのかが大事なわけで、この先らしさといったものはあるんだろうか。