忘却の旋律 第16話

時間帯のこともあって、どうしても録画して後回しにしてしまうので溜まるは溜まるは。後回しになる理由は他にもあって、個人的に物語の吸引力に乏しいせいでもあるんですけど。
この作品の面白さでもあるメタ的な演出や記号といったものが、末端ともいえるモンスター個人やそれとの戦闘のなかで多分に行われるためか、大元であるモンスターに敗れてしまったこの世界というものがすでにどうでもよくなってしまってるように感じるんですよね。異質さが際立つのはそれ以外が普通だからこそ際立つのであって、すでにここまで異質さを目にしているなかでこの世界を説明されても驚きがないように思います。ウテナは学園といった誰もが身近に感じる世界があったからこそ、生徒会などの異質さが面白かったように思うんですけどね。