蒼穹のファフナー 第04話

操縦席という狭いなかで野郎が向かい合うのか。さすがに乗りたくないなぁ。

やはりというか作品内に視点を持たない作りだということを強く感じる。もうすでに主人公は戦闘といった行為になんの感情もみせないし、声を荒げるだけで命令違反を肯定してみせてしまう。
命令違反とはいえ人命を優先したことは必ずしも悪いことではない。普通ならそういった葛藤のなかで主人公がどう考えどう動くのかを見せていくと思うのだけど、そういったものを見せずに助けてしまったり、その後命令違反を咎められても声を荒げるだけで説明としてしまう。これはやはり視聴者に見せるつもりがないんだろうな。
それはそれとして戦闘シーンになんら面白みがないのは厳しい。ただでさえ視聴者不在で設定だけを羅列した作りになっているのだから、単純な戦闘シーンで見せ場を作れないとなるとものすごく人を選ぶ作品になりそう。