蒼穹のファフナー 第11話

「自分じゃなくなる」なんて理由で一騎は島を出たのか。この戦いで子供の頃からの友人を亡くし、今なお自分の生まれ故郷ともいえる島を危機にさらしている人間のセリフとは思えない。

一騎が先生と出て行ったことは噂にはなっているらしい。翔子の悪評を考えれば、一騎も命令違反を犯し島からファフナーを失くしたようなもんなのだから、家にはペンキがまかれ石で窓を割られていそうなものだと思ったんだけど、家も親父も健在でどうやら違うらしい。司令官でもある一騎の父親に不信感を持ってもおかしくないだろうに。この島民感情の差は一体どこにあるんだろう?

敵前逃亡といったセリフがあったが、現実では脱走兵として問題になっている事件があるんだけどな。この作品内との意識の差は説明されるんだろうか?