無人惑星サヴァイヴ 最終話

やはりどうもシックリこない。ルナ自体にナノマシンを受け入れたという他の人間とは違うものを背負っていたけど、ここで星一つの命運を背負わなければいけないほどの必要性を感じない。メノリがカオルを説得するために言ったセリフのように、このサバイバル生活で学んだのはお互いが協力していくことだったんじゃないのか。ルナの背景やドラマにそこまでの説得力があれば文句はないのだけどそういったものは無かったし。例えばありきたりなところで出生絡みだとかあれば、それはそれで納得できるのだけれど。「星を大切に」なんていきなり大きな命題を持ってこられてもやはり困る。
物語終盤ヘタに環境問題へ足を突っ込んでしまったせいなのか、シリーズを通してのテーマにやや欠ける印象になってしまったように思う。