ドラマ H2〜君といた日々〜

今さらながらにドラマのH2を見たわけなんですが、春華がメインにいるところにやや違和感が。
原作としての構造はあだち充らしい兄弟(ライバル)対決。つまりは比呂、英雄、ひかりの物語で、タッチと比較すると分かり易いのかな。
遅ればせながらも舞台にあがり、兄弟との対決を果たそうとするも、すでにその舞台から相手は消えてしまっていた「タッチ」。同じく遅ればせながらも舞台にあがり、ライバルとの対決を果たそうとし、今度は同じ舞台で対決することができたのが「H2」。
兄弟的なものを色濃くする設定等は、同一性として双子の兄弟から比呂=ヒーロー=英雄といったものになり。対決の舞台に遅れてくるところ、つまりは後生まれ(弟)であるといったものは成長速度やケガに。そしてこの舞台での勝負の方法はもちろん野球で、その結末とはすなわち恋の結末。
兄弟的なライバルであるからこそ二人は対決しその先にはひかりがいる、といった構造なだけにこの先どうするんだろう。エースとマネージャーの恋愛に、チームスポーツとしての側面を強くして、ラスボスにH2対決か。スポーツもの好きだし見れるところまで付いてはいこうかな。