ゼーガペイン 第12話

リョーコにセレブラントとして覚醒が訪れる。
ややアッサリといったリョーコの面持ちが、変化を受け入れられるという理由を裏付け、またそういった現実を受け入れてなお明るい姿が逆に不安を予感させる。特にコンビニのアイスやバイクの扱いに現れているように、キョウとリョーコに現実とデータ世界の扱いに差異が見えるのもちょっと興味深い。同じ景色が見たいという二人の想いに、スレ違いやズレなんてものが生じてしまう事があるんだろうか。
「付き合いなさいよ」というシズノ言葉はキョウとリョーコの二人に向けられたものようにも聞こえて、これまた切ないなかったな。