ひぐらしのなく頃に 第13話

祟殺し編終了。最後は火山ガスにて雛見沢村全滅ENDと、最後の最後にすさまじい展開。そのすさまじい置いてけぼりになんか笑ってしまった。
でも逆に作内の死になんらかの必然があるという見方をすれば、監督と大石に梨花、それに続いて村の全滅と、犯人の姿が見えない死が生まれたのは興味深い。前2編は富竹と鷹野が消えた後の死は、犯人の存在が見えていた訳で(圭一、魅音・詩音と)。となるとますます見えない犯人として、より鷹野さんの疑いが濃くなってきた印象だったな。

祟殺し編としては、今までにないほど圭一の視点がこちらと乖離していて、見ていてちょっとツラかった。沙都子の為に殺人を犯す圭一の心理と、"祟殺し"という行為が実現していまう焦りが唐突過ぎて実感に乏しい。鬼隠し編ではかなり秀逸に、そういった圭一の心情を見せていただけに残念だったな。