ゼロの使い魔 最終話

ルイズのキスに始まりキスに終わる。
駆け足展開と戦争そのものの描写の甘さから、才人の登場やルイズの覚醒にカタルシスを感じる事が出来なかったけど、収まるべきところに収まったというこの形は、これはこれで良かったんじゃないかと。

シリーズとしては、世界観やバトルをお飾りにしたおかげで、ルイズに萌えるアニメとして楽しめる内容だった。ただ、逆にそういったモノをお飾りにしてしまったせいで、才人とルイズの関係性だとか物語に軸を感じさせない作りでもあった。

まぁ、この辺りは1クールという尺の中で取捨選択した結果なのかも知れないので*1、一概に悪いと言えないので難しくもあるんだけどね。キャラクターを鑑賞するという意味では楽しい作品だったし。

*1:既存の作品を強く連想させるキャスト起用やビジュアル面