夜明け前より瑠璃色な 最終話

いやいや、ここまで来るともう笑うしかない。
数秒でひっくり返されるスケールの小さい婚約者の次は、全てを超越したような宇宙人の登場。二者間の問題に第三者を入れることで解決を図るのはよくある手段だが、これはさすがに酷すぎる。別に奇跡や宇宙人というご都合主義や設定を全て否定したいわけじゃない。ただ、未だ癒えぬ戦争の傷跡をテーマに掲げたのに、簡単に人の命を蘇らす事をするのは、いい加減さを通り越して無神経すぎる。
キャベツ等、制作状況の悪さに多少同情的でもあったんだが、まさかこんな答えを返されるとはなぁ。残念というか呆れてしまったよ。