護くんに女神の祝福を! 最終話

大枠をいってしまえば二人の愛が全てを救いましたというオチ。
それほど多くを望む作品では無かったが、ビアトリスだの原初への帰還だの、立ち塞がる障害の描き方がかなり稚拙だったせいで、かなり無理矢理な盛り上がりになってしまい、終盤の落ち込みは如何ともしがたかった。特に事態の深刻さが伝わらないので、銀のマリアの立ち回りが支離滅裂の空回りにしか見えないのが象徴的。
作画面での頑張りに生徒会メンバーに見るお遊びと、ラブコメディとしての面白さは感じられる出来だった。後は一つの作品としての造詣があれば楽しめる作品になれたんだどなぁ。ちょっと勿体無かった。