魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 第02話

生命に関する魔法がNG扱いなのは前作からの成長なんだろうか。
それにしても、気象を操りタンクローリーを軽々扱う魔法遣いが、子供じみたな張り合い精神で動いているかと思うと、空恐ろしいものを感じてしまうなぁ。事故を防いで拍手喝采の部分もそうだが、子供がオモチャを振り回しているのとはワケが違うのだし。いくら成長がテーマとはいえ、持っている力の大きさにして、詳細となる部分の詰めが甘く浮世離れしたお話に見えてしまう。
画面の方は、実写風背景の上でいろいろと動かそうという力が尽きたせいか、カットで見せる絵が増えてだいぶ違和感が消えた感じ。ただそのぶん、引きとアップに偏りすぎて画面に窮屈さがあったかも。この辺りはいろいろと試行錯誤するのかもなぁ。