ヒャッコ 最終話

水増しを感じさせる脚本のせいか、必要以上に虎子の過程問題がクローズアップしてしまい、なんともバランスを欠いた内容になってしまったのは、ちょっと残念。最終回は入学前に時間を戻し、未来を含ませた余韻で終わるキレイな纏めで、とても素晴らしかったのだが。
遅れたオープニングのように、馴染むのにやや時間が掛かった気がするが、独自のユルさを持った作風は素直に楽しめるものだった。やや荒さもあったが、作画と演出も魅せる部分はきちんと魅せてくれたのも好印象だった。