Angel Beats! 第03話

Angel Beats!
前回までと比べて、格段にレイアウトが決まっているかと思ったら、あおきえいコンテ回。例えば校長室でゆり達が会話をしている人数の多いカット。これまでは人の配置になんの工夫も感じられず、散漫で平板さが目立っていたのだが、今回はリーダーであるゆりを中心にして奥行をとらえたり、間隔を整えてメンバーのリアクションを見せるなど、ハッキリとしたわかり易いカットになっている。ライブシーンも、煽りの効いたカットが多くて、1話よりも盛り上がりを感じられるようになっていた。

お話に関しては相変わらずの有様だ。”私の不幸自慢”には唐突さしかなく、設定を読み上げるだけの内容には全く共感を覚えない。食券はダメで自販機はOKなシステムとか、陽動としてのライブの必要性から、教師に止められてしまう作戦としての杜撰さと、そろそろこの世界に対する疑問も限界で、いい加減に興味を失いつつある。

まぁ今回のレベルが続いてくれるのなら、それで映像作品としては十分見れそうだが。