Angel Beats! 第05話

Angel Beats!
天使ちゃん良い子説が登場。なのだが、そもそも天使についての情報はゆり達からの一方的なものでしかなく、それを受け入れるだけの描写も無かったので、脚本の一方的な押し付けを、これまた脚本の思いつきでひっくり返したとしか思えない内容だ。むしろなぜ今までその考えに至らなかったか、そちらの方が疑問に思えてしまう。特に音無は記憶喪失という設定上、視聴者と同じ視点にいるはずなのだが、脚本の一方的な聞き役にしかなっておらず、感情移入も出来なければ物語の取っ掛かりにも成れていない。

天井に突き刺さるギャグもはっきり言って面白くない。繰り返しを狙ってくるのは悪くないのだが、その度に大袈裟なリプレイが再生されるのは、「笑いの説明」という一番つまらない行為そのもの。これでは自ら笑えない事を伝えてしまってるようなものだ。

今回関心したのは、緒方恵美演じる副会長の使い方。珍しいキャスティングで引っ張って、ラストの展開に繋げたのは上手かったと思う。