いちばんうしろの大魔王 最終話

いちばんうしろの大魔王
とりあえずリセットに近いオチをつけての最終回。収まりとしては悪くないのだが、ラストもこれまでと同様の圧縮展開で、やはり面白さを感じることの無いままで、盛り上がりとしてはなんとも寂しかった。
とにかく話を回すのがダメだった印象。魔王に選ばれたという状況を、ギャグとしてもシリアスな物語としても上手く描くことが出来ず、それがそのまま”共感出来ない主人公”と”エロ要員でしかないヒロイン”という、魅力に欠ける構図を生んでしまったようだった。時折見せた濃い作画やサービス描写など、遊んでる部分は良かっただけに、軸のハッキリしない作りは勿体無く思えたなぁ。