あそびにいくヨ! 最終話

babitto2010-10-01

あそびにいくヨ!
散々悩んだ恋愛問題が、「3人でもOK」という異星人ならではの価値観によって覆されるのは、この作品らしい脱力的なオチで悪くなった。その後のテッカマンブレードを始めとするパロディの数々は、作画も演出もパッとしない為、あまり成功してるとは思えなかったけど。

当初は、ファーストコンタクトものとしてデティールを感じさせる作りだったのだが、回を重ねるごとにそういった作り込みが失せ、よくある主人公不在のハーレムアニメとして落ち着いてしまったようだった。個人的には最初のSFチックな路線を期待していたのでいささか残念ではあるが、ハーレムはハーレムとしてまったりとした居心地良さは嫌いではなかった。
騎央とエリスが恋愛を含めて物語の中心に居ない事、宇宙人との外交という面白そうなネタが手付かずな事、などなどもっと見せてもらいたかった部分もあって、そこはちょっと心残りだなぁ。