神様ドォルズ 第07話

babitto2011-08-22

神様ドォルズ
語られる先生と村で起こった出来事。
逃げてきた女がここでも孤立し、分かりやすい悪役によって起こされる悲劇。
うーん。理解は出来るんだけど、共感は全く出来ないという、なんかどこにでもある安っぽい内容だったなぁ。先生の言動は、ある意味では生々しい弱さだったりもするのだけど、そこだけ切り取って「ほらこれが人ってものでしょ」というのは、一面的過ぎる描き方だし、あまり上手いとは思えない。下品な言い方かも知れないが、「股のゆるいメンヘラな先生が村を勝手にかき回した」というのが率直な感想だったなぁ。
匡平の回想のはずが、いつの間にか阿幾視点の話になり、いつの間にか語ってる匡平が部外者のような扱いになっていく、迷走してるようなお話の構成もよく分からなかかった。単に行き当たりばったりなのか、何か伏せた上での物語全体としての回想なのか。