夏色キセキ 最終話

夏色キセキ
お石様との決別により成長の一歩へ。
大きな迷いも逡巡も無く、カラッと一歩を踏み出してしまうのは、なんともこの作品らしいノリだった。
スフィアというアイドル声優グループに昨今流行りの聖地アニメという組み合わせ。そしてキセキで女の子が空をとぶという、トンでもな滑り出し。一体どこに向かう作品なのかと思ったが、終わってみれば至って普通の日常アニメの範疇だったなぁ。
正直なとこ、スフィアという存在も下田の街並みも、あまり印象に残っておらず。結局誰も得をしなかったように思えてならない。身構えてしまったこちらが悪いのか、それとも身構えさせた製作者が悪いのか。でもトンでもぶりと作画の悪さは、素直に見ても酷い有様だったと言えるし、それでも見続けれたのは前出の話題性のおかげとも言えるし・・・。
うーん、やはり誰も得しなかったなぁ。