ソードアート・オンライン 第02話

ソードアート・オンライン
あらら。いきなりの時間経過でゲーム世界は落ち着きを見せてしまい、お話の見せ場はゲーム内の攻略法に絞られてしまう展開に。

個人的に1話が魅力的だったのは、現実とゲーム世界をシンクロさせた生死の掛かった世界観。数いるたくさんのプレイヤーも人間、このゲームを作ったのも人間という状況の中で、どう「ゲームオーバー＝死」に向きあって行くか。そういうデスゲームの現実感を強く打ち出した部分に惹かれたので、今回ただの冒険譚のようになってしまったノリはなんとも残念でならない。

特に生死の掛かった世界を描くなら、一番大事な最初の時間を飛ばすのは有り得ない判断だし、他人同士で漫画チックな死に方なんて一番見せるべきじゃないと思うんだが。うーん、これではよくあるファンタジー世界やゲーム世界を見せられているのとなんら変わらないなぁ。