ケロロ軍曹 第07話

この作品は時事ネタや季節ごとのイベントネタ(クリスマス、正月、節分)といったものが多くあります。こういったネタは流行などによる鮮度や、時期が限られるといった旬がありますので難しいところです。その点スタッフの苦労というものがうかがい知れますね。
今回の話、原作ではたしかちょうど99年の夏頃だったので、「恐怖の大王アンゴルモア」と「コギャル」といったものが十分ネタになれるのだけど、さすがに今だと厳しいものがあります。しかし、そういったところを魔法少女のような変身など、モアのキャラクターを全面にだすことによって感じさせないような作りにしているのはうまいなぁと。モア役に能登麻美子と今売れてきている人を起用させるのもさすがだと思います。
宇宙人としてはケロロたちに押され、女の子としても夏美や桃華たちに押されと個人的に印象の薄かったモアが、かなりのインパクトを持つキャラになっている。このへん今後期待して見ていきたいなと思ってます。