ふたりはプリキュア 第16話

う〜ん、結局なにをやりたかったのだろう。これもまたギャグ回ってことでいいのだろうか。となるとなぎさとほのかのダンスや漫才など二人の親密さがうかがえる描写が多くありよかった。あと、ザケンナーによって増殖したマドンナ先輩が攻撃するのではなくワラワラと群がってくるのには笑った。

一方で、物事や人物といった脚本の繋がりが悪いこと。今回でいうと「なぎさ&ほのか」「マドンナ先輩」「ポイズニー」とこのトライアングルで話を作るんですがこれがまったく繋がらない。「悩み」を持つマドンナ先輩、その「悩み」につけこもうとするポイズニー、ときているのにこれがなぎさ&ほのかに繋がらない。同様に「嫌われてるかも知れないなぎさ」「科学部の先輩後輩のほのか」でもなぎさ&ほのかとマドンナ先輩を繋げることはできても、ポイズニーとは繋げられない。前回の話をよかったと言ったのは、島に伝わる伝説に2面性を持たせたことで「なぎさ」「伝説(敵)」「父親」というものをうまく繋げて、感情移入できるようにしていたからなんですよね。今回だってうまく繋げば面白くなったと思うんですけど。マドンナ先輩なかなかいいキャラでしたしね。