DearS 最終話

なんだかんだと言いながら武哉とレンのために色々口添えするミゥだとか、クラスメイトの協力やあのセクハラ先生の活躍。そしてなにより背景として描かれてきた商店街の人たちまでもが動いてくれるのは、ベタながらも好きだな。この居心地の良い作品世界の象徴のような気がして。
シリーズを振り返ると、いろいろな設定や物語はお飾りで、この世界をそれなりに楽しめたらOKな作りでしたね。年に何本かは作られる、いわゆる萌えアニメとしてスタンダードな作品。でも逆に言えば在りモノしかないこの作品、独自の魅力といえるようなものが少なくこのへんは残念だった。