遙かなる時空の中で〜八葉抄〜 第02話

相変わらずリアリティを感じられないなぁ。ヒロインを初め現代からこの異世界、平安の都に来たことへの現状認識がまるでないために説得力に欠ける作りになってしまってる。
こういった認識を持たすためのよくある形としては、風景の違い、建物の違い、そこで生活する人々の違いなどを現代社会と照らし合わせることによって、現代とは違う世界であることを説明していくこと。また一方でそのリアクションなどでヒロインの性格等をみせていき、キャラクターの説明をしていくことも必要だと思う。こういった最低限の説明は視聴者に早めに提示すべきだと思うな。
そういった世界観やキャラクターの説明を放棄して、瞬間移動等の超能力を発揮することになんら疑問を抱かないヒロインやら、刀を持っていきなり襲ってきた野党を余裕たっぷりで倒す高校生を見せられても、さすがにどうやって受け入れていいのやら困ってしまう。例えいくら物怖じしない性格だとしても、これらはどう考えてもおかしいでしょう。