最後はあかねが誰の呼びかけで戻ってきたのか、その後誰と共にいるのかがわからないようになっている。もちろんこれは視聴者のお好きなままにといった意味なんでしょう。 異世界ファンタジーものとしては正直いい加減さが付きまとってしまった作品。だけどこ…

八葉は基本的に戦闘に向くキャラが少ないので決戦の盛り上がりはほとんど無し。鬼の一族とあるがアクラム他数人しか出てきてないような。

最終決戦間近。町の子供たちの描写なんかがあって、改めて京を守るといったことを実感させる。いや最近は八葉のプライベートばかりだったからね。いい配慮。

鷹通を気にかけている友雅だとか、天真をなだめる頼久だとか。それぞれにはペアとなっただけのものはみえるのだけど、泰明と永泉はどうしても残り物だったような気がしてならなかったり。

たしかに散歩がてらに男をとっかえひっかえしながら、札を探しているようにしか見えるないからね、あかねは。今日だって永泉と二人、ぶらぶら歩いているだけのようにしか見えないし。京を拠点に手の届く範囲でしか話を転がさないので仕方がない。

いや、姉ちゃんの恋物語がロマンティック(笑)なのは結構な事だが、人間と鬼の対立とは別問題だよな。散々事を起こしておいて、オレはいい人間だから話し合おうというのは果たして歩み寄りなのか。オレがいなくなったら誰が親方様を止めるのか、ともあったけ…

鷹通の真面目さが生い立ちともどもよくわかるエピソード。以前の鷹通の話と併せて、結構しっかりとした背景を持たせて話を消化してる。それにしてもここまで個に話の焦点をあわせると、札で京を救うといった目的を忘れていくな。

キャラソンを挿入歌というより心情を代弁するものとして見るべきなんだろうな。実際キャラソンとはそいうものだろうし。

言われるまでそっくりさんだとは思えないし、身分の差というわりにあんなにまともな格好されているのもピンとこなかったな。さすがに町民とどうこなるのは行き過ぎなのかな。とはいえ八葉そろってのドタバタコメディの回でノリも良く面白かった。でも八葉が…

堅物の鷹通と軽い友雅といった形的にはよくあるものだけど、井上和彦がやるとさすがにさまになる。

かつての頼久とその兄との関係を、そのまま天馬と現在の頼久に重ね合わせるようなっている。兄弟といった関係に代わるほどの結びつきを見せてないし、ここは頼久に罪の意識でもあった兄の事を告白させようとする、あかねの包容力みたいなものを見るべきなの…

一緒にこの世界に来てしまった詩文の話。たしか学校に馴染めてないようなことを1話で匂わせていたように記憶していたのだけど、その後こちらの世界ではなに考えているのかはまったくスルー。あかねは巫女であること、天馬があかねや妹といった八葉であること…

去年の段階で八葉との出会いに、天馬の妹と当初のカードを使い切ったので今回からの展開を楽しみにしていたのだが、どうやら今回は総集編的なもんで次回からかな。それにしても壁越しの会話っていいな、かなり好きなシチュエーション。

あかねのイヤボンで巫女を持って行かれた八葉の薄さまでもが吹っ飛んでしまったな。ヒロインが活躍するのは正しいのだけど、八葉のドラマの機会まで奪ってしまっているようで、コレこそ正にイヤボンだな。

さすがに男の禊には笑ってしまった。トコトコと歩いて鬼の下へ行くあかね。これでは八葉の面目丸つぶれ。あかねの正直な行動は物語としてもヒロインとしても正しいとは思うけど、ここは後に黙って抜け出すなり一度場を変えるなりしないと。でないと次の八葉…

あかねもあっちこっちにフラグ立ててると思ったら、仮面の男も二股か。あかねはおろか妹まで取られそうな天真が可哀相で可哀相で。なんとか報われてほしいものだな。

ヒロインであるあかねの成長なり恋なりを見ていくのではなく、その周りにいる八葉のドラマをみるものなんだと今さらながらに思う。あかねが八葉の誰かとではなく、よくわからない仮面の鬼といい感じになるのは、その辺りを配慮してのことなんだろうな。そう…

あかねのモテモテっぷりに苛立つ天真。いいなぁこういう不器用さ。でも対するあかねは、すでに姫といった立場におかれてしまっている為か、あまり魅力的にかかれてない気がする。こっちにきてなにかに頑張っているわけでもないしね。まぁこれはこれからなの…

通常ならこういった異世界モノは元の世界へ帰るためになんらかの行動を起こすわけだけど、あかねなんかを見てるともうすでにこの世界に馴染んでいてやる気があるのか疑問だな。屋敷にいるだけで仲間が増えていくので、集めようと努力しているようには見えな…

幼い頃頼久が兄以外で唯一心を許せたぬえ。そのぬえが鬼の呪いによって自我を失いかけて頼久の前に現れる。キレイなお話でよかったのだけど、エンディングは普通でいいと思うなぁ、普通で。

大事な計画を外でベラベラ喋る奴もいれば、あかねを人気のない所まで誘い出すといった頭の回る奴がいる。術のかかりでも悪いのか、単に力がないためなのだろうか。まぁ怪しい奴が場内にいることをわかっていながら、なんの対策もしない鷹通とやらも無能もい…

いろんな意味で唐突だなぁ。すでにヒロインが鬼に惚れているとは思わなかった。 天真の過去も唐突なら、あかねとの出会いもそう。何の理由があって学校でも浮いている人間がたいして仲がよくもない、というよりまったく関連性のなさそうな人間にサンドイッチ…

ラストの涙といい、ヒロインと鬼の関係には深いものがあると見るのが正しいのかな。でないと惨殺されてしまった坊主の扱いといい、現代の女子高生が死の現場、死のリアリティを感じたにしてはかなりいい加減だし。仲間とまではいかないが立場の同じ人間より…

相変わらずリアリティを感じられないなぁ。ヒロインを初め現代からこの異世界、平安の都に来たことへの現状認識がまるでないために説得力に欠ける作りになってしまってる。 こういった認識を持たすためのよくある形としては、風景の違い、建物の違い、そこで…

実は選ばれた存在である主人公が、幾多の美形と共に世界を救うといった女性向け異世界ファンタジー。 作品の目新しさやオリジナリティなんてものは見られないし、いまこの時期に放映するほどのリアリティなんてものもあまり感じられない。無論ここでのリアリ…

2004年07月 開始作品