神無月の巫女 最終話

私達はまた恋におちる。
自分の告白までは簡単に死なせてはくれない姫子には大笑い。Aパートまるまる使って二人のラブラブっぷりを見せられるとは思わなかった。リセット?した後に改めてふられるソウマが可哀相で可哀相で。対してたった数年、おいしいうちに(笑)再びめぐり合う姫子と千歌音。なんつー都合のよさ。これまたソウマが・・・。
ポストマリみて、ポスト百合といったものではなく、あくまで同人的というかこの流れにいち早く乗って作られた大きなお友達向け作品だった。終わってこうして振り返ってみると二人の関係は恋と見ることは出来ないし、作品として無駄になってしまった小道具が多々あって、例えばソウマの存在でありロボットであり二人を引き裂く神無月の巫女といった設定であり。これらは姫子と千歌音の関係を成り立たせるものとしては弱く、物語の肉付けとしても役立っているようには思えなかった。とはいいつつも最後まで楽しめたのは事実なわけで、存在的な需要を満たしてくれた優秀なソフトだったと思います。
とまぁ結局いつもの介錯評に落ち着いちゃいましたな。