アニメ版AIR 第05話

観鈴が急に癇癪を起こしたのにはビックリした。小刻みな震えに涙、こうもしっかりとした芝居でやらるれると怖さも出てくる。
それよりも子供のような無邪気さ、悪く言うとどこか足りないような観鈴が、自分の置かれている状況を何よりも理解していて、一人で遊ぶ事を自ら選び受け入れ、母親だと思っていた晴子を「晴子さん」とさん付けで呼ぶのにはもっと大きな驚きがあった。誰もが当たり前のように手に入れているものを、自分は強く望んでも手に入れられない。そういった諦めの気持ちの上に、今の観鈴があるかと思うとさすがに泣けてくる。
一方、遠野家の次女みちると美凪にとっては自らの半身とも言うみちる。おぼろげながら二人の関係が見え始めてきた。そういえば、たくさんのお米を購入し、娘がよく食べると言っていた母親の言葉はなんだったんだろう。こういった中でよく食べるというのもおかしな話。お米券と共に何か関係あるのかな?