アニメ版AIR 第08話

今までのキャラクターを総入れ替えしての話なだけあって、やや行き急ぎであることを感じもするのだが、要点のつかみ方にまとめ方の上手さによってテンポの良さと感情の入れ所があるためにあまり気にすることなく見ていける。
例えばお手玉という小道具を使う事により、三人の旅の道中の時間経過を象徴するものとして纏まりを見せていたりだとか。随所で繰り返されるギャグも、いわゆるお笑いの「天丼」効果でもあるのと同時に、繰り返させられる事で三人の繋がりをも強く感じさせてくれる。
結論に近い事になってしまうけど、自分がこのAIRに感じる面白さは正に、要点とまとめ方の上手さからくるテンポの良さと感情移入、そしてなによりそれらを映像として表せている点なんですよね。この先は泣けると聞きますし、そこまでしてもらえればほんと文句ないなぁ。