スターシップ・オペレーターズ 第10話

先週の悩みはどこへやら色ボケのシノンに、色気より食い気のアマテラスクルー。この状況下ではこういった逃避行動のようなものも人間らしいといえばそうなのかも知れないが、今までキャラクター個々の思いや考えなんてもの見せてきてないので説得力に欠ける。そしてシノンに突きつけられた機関長の死。死が薄っぺらいのはこれまでの事でわかっていて、そういった死を扱う作品ではないこと理解はしていた。そういった理解があった上でも、今回の機関長の死は拙すぎる。結局のところ、前回のシノンの悩みからたっぷりと用意された死亡フラグだったわけだ。これはリアリティなんてモノとは決定的に違う脚本の粗だと思うんだが。