アニメ版AIR 第10話

先週あった「よーい、ドン」は1000年も続く翼人の物語の結末が終わり、その器として生まれてきてしまった神尾観鈴の物語の始まりといった事なのかな。佳乃と美凪と同様に、観鈴と晴子といった母子の話がメインという意味。
往人の力もあってか孤独さに絶望していた観鈴は自分を取り戻す事が出来た。そして往人は出会いからやり直したいといった言葉の通り、人間ではなくカラスに身を代えることによって、呪いとは離れ傍に居る事を成就できたと。そしてここから先はかつての往人としての存在はもうなく、往人自身が手を貸す事もできない。だからこそ観鈴は自身の力で歩かなくてはいけない。その最後(ゴール)まで。

二人が出会う事となった海岸で遊ぶ子供は、タイトルバックのことも考えれば十分想像できる。予告を見てなんともいえない気持ちになっただけに、そこが唯一の救いかな。つーか救ってください(笑)。