アニメ版AIR 第11話

覚悟を決めこれからはと必死で今までの距離を埋めようとする晴子。仲良くなってしまったら、と言う事を考えて懸命に距離をとろうとする観鈴。髪を切りすぎて慌てる姿やそのままいってしまえと切りそろえる姿は、セミ入りの朝食を出した観鈴と重なるようで微笑ましかった。
行きたくても行けなかった海。一人でいることしか出来なかった観鈴が、その代わりとして可愛がっていた怪獣の人形をも振り切って、晴子のことを「ママ」と呼ぶ。
わかってはいたし、この展開はズルいよなぁだとか、人が壊れていく姿は反則だよなぁ、なんて思ってはいても心を鷲づかみされた。スタッフ・キャスト共に素晴らしいよね、このパワー。最終回前までに1話から見直したくなった。う〜ん悩む。