機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第28話

相変わらず、今までに見たような話ばかり。
実のない戦争否定で現場に混乱をきたすカガリとキラ。地球軍に簡単に煽られて動くユウナと、その軋轢に悩む指揮官。やられ役一方のアスランに、自分と同じような戦争の犠牲者を大量に生み出している事に気づかないシン。

仮にもカガリは国を治めていた立場の人間なのだし、もう一度国に戻って何かをするといったことを真っ先に考えないのだろうか。作りの手の悪意が見てとれるようなユウナの描き方には飽き飽きだし、その尻拭いをして死ぬ指揮官には無駄死に以外のものを感じない。そして主人公でもあろうシンはいつこの戦争といった現実と向き合うのだろう。

シンとステラの関係、レイという人物そのものと彼が知った事実。そしてこの戦争の中心にいるであろうギルバート・デュランダル。やるべきドラマはいくらでもあるだろうに。