機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第30話

アークエンジェルに移り、深々とカガリに頭を下げるオーブの軍人たち。ああぁ、なるほど、この国家元首に相応しい国民なんだ、ともう何かを言うつもりにもなれない。守るべき国を捨てて、みんな仲良くラクス教に入信ですか?おめでてーな。

当初はただのガキ(子供)かと思っていたのだが、とうとう完全なる軍規違反を犯し、ステラを地球軍へと返してしまうシン。これはもう罪状としては取り返しのつくものではないし、復讐心に駆られたリベンジャーとしてラスボス化でもするつもりなんだろうか。
とはいえこの行動、なんとまぁ無茶苦茶なとは思いつつも、主人公であるシンが自分の考えにそって行動を起こしてくれるのは、見ているものにとっては嬉しいところ。いままで散々にないがしろにされていのでね。あとはこの行為に対する現実感が、どこまで脚本としてあるのかだけど、ここがとことん期待できいないんだよな。ただの幼稚な正義感を肯定するだけの話にならなければいいのだけど。