かみちゅ! 第04話

OPが完成。脚本:倉田英之の後に「黙って俺のついてこい」の文字。舞台設定から思っていたのだけど、自分の描く世界をコントロールする事よりも、自分のドリームやそこで受けたバックグラウンドを優先していく、そういった事を持って始めた作品でもあるんだろうな。まさにそんな俺についてこい宣言だと。

今回はこの年代の社会、そこでの自己をそのまま投影した話だったんだと思う。火星人にそのデザイン(別れの場面なんて当時の宇宙人映画の流れだよなぁ*1)、そしてそこにでてくる政治(笑)、正にその時代にうけた自己の感覚だと。もうちょっとバランス感覚があれば他人にも見れる話となるだろうけど、先に言ったようにそれを放棄宣言しているからなぁ。今までは田舎町といった多くの人に共通する箱庭があったのだけど、今回必要となるのは時代感覚みたいなもの。さすがにちょっと人を選びそう。

今回のコンテがこだま兼嗣。なんかものすごく久しぶりにみた。シティーハンターのDVD-BOXいいなぁ。

*1:そもそも友好的な宇宙人は80年代頃からの流れだったハズ