機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第44話

ユウナ死亡と、いらなくなった人間をこうも簡単に消し去ってしまうのがこの作品の怖いところ。

ラクス、あの介入の仕方は完全な悪役だよ。それよりも出てくる必要があったのか?。カガリがオーブを掌握したその場で停戦要求なり、ジブリールの身柄引き渡しなりを、ザフトに申し入れできなかった時点で、大義名分をむこうに渡しているワケで。交渉カードを持たないカガリが何を話そうと関係ないと思うのだけど。

とはいえ偽の存在も、本ラクスが宇宙行って人員と物資を集められちゃう時点で、必要ないと思うのだけどね。というより本当にただの広告塔でしか偽を使えなかった議長は、いったい何の目的で偽を仕立て上げたのやら。本ラクスの恐ろしい(笑)ところは、アイドル性よりも抱える狂信者(戦闘員)とそれを支えるお布施(戦力)なわけで。こんなTV討論会のために作ったわけでも無かろうに。