交響詩篇エウレカセブン 第18話
ギスギスしたものばかり感じてしまうのは、人物の描き方としてどうなのだろうな。
確かに今、レントンが見ているホランドやエウレカのほうが、憧れとしてみていた時よりも本質に近い内面なのだろうけど、そこばかりがクローズアップされているので持っている設定とかけ離れて見えてしまう。
ホランドは世界でも名の知れたカリスマでありヒーロー。エウレカは自分が手にかけた町で拾った子供たちを預かり、彼らの母親という立場。これらはこの世界に存在する紛れも無い事実で、それはレントンが見ているのと同じ人物が起こした出来事なワケで。
手を変え品を変え外堀からキャラクターを描く事は結構だが、さすがにそろそろキツさを感じてきてしまった。脚本がコントロールすべきなのはキャラクターもそうなのだが、一番は視聴者だと思うのだけど。