エウレカセブン

交響詩篇エウレカセブン 最終話

ホランドに続きイズモ艦にまでヒロイズム的なフリをして、最後はレントンのエウレカへの愛で救う大団円。 レントンの決意からの件はこの作品らしい映像的な力強さがあって、有無を言わせぬ盛り上がりが素晴らしかった。ただ、ホランドとデューイのハッキリし…

交響詩篇エウレカセブン 第47話

ネタばらしに大きく時間を割かれてしまったせいか、レントンの動機のひとつでもあった父親と姉の扱いがずいぶんと軽くなってしまって、ドラマ的な盛り上がりがイマイチ薄くなってしまったなぁ。作品内に数多く登場した男女で一番キーになるものだと思ってい…

交響詩篇エウレカセブン 第46話

エウレカを通して改めて他者との絆を再確認。子供達をも交えてレントンらに家族というものが見えてきた一方で、同じくホランドとお腹に子を抱えたタルホの家族には「その先」という現実も見えてくる。やはりこの先の決断はその先を見込んだものになってきそ…

交響詩篇エウレカセブン 第45話

エウレカの為には自らの犠牲も厭わない。レントンのそんな愚かさをも感じる行為が、人としての一途さ、危うさを感じさせる。その見せ方として光と影を使った距離の演出も良かった。後の行為に続く躊躇のないレントン、そして躊躇してしまう子供たち。その子…

交響詩篇エウレカセブン 第44話

決断の時期に差し掛かかって来ているレントンとドミニク。エウレカのそばにいる3人の子供たちや、家族を亡くした艦長と終盤に向けて物語や人物のの厚みが増してきているのも面白い。

交響詩篇エウレカセブン 第43話

地球に来たものの何をしていいのかわからず、また何も出来なく、はやくも険悪モードなレントンとエウレカ。まだまだ現実的な問題が山積みな2人の一方で、ドミニクとアネモネの関係もまた動き始める。 アネモネの「私にすがらないで」には、正直ドキっとさせ…

交響詩篇エウレカセブン 第42話

地球編?日本編?開始? ええ、もう想像以上の展開に笑ってしまいましたよ。残り話数を考えればそれほど何かをするわけではないと思うが、インパクトで引き込まれた。この先なにがあるんだろうなぁ。

交響詩篇エウレカセブン 第41話

ノブルとサクヤの出会い。ここまで遡って描かれるのはやはり男と女の物語。前回出てきたエウレカの子供が産めるうんぬんと合わせて、ボーイミーツガールから踏み出しての着地どころを探している印象だなぁ。 そうそう、なんだかんだといっても髪が伸びたのは…

交響詩篇エウレカセブン 第38話

最初は何が始まったのかと思ったが、ノルブの言葉があるようにおバカなノリを十分に楽しませてもらったし、またそういった日常こそが大切な守るべきものなんだろうと。

交響詩篇エウレカセブン 第37話

大人への通過儀礼でもある父親の存在と自身の恋愛。アドロックの存在に迫ると共に、レントンとエウレカ、二人の恋の結末が人間とコーラリアンというテーマに直結していく事を上手く説明しきったなぁ。いや、まさに「出来ちゃえ」ば解決だよ(笑)

交響詩篇エウレカセブン 第37話

構成のツケがまだ残っているのか、引き続き説明に終始したかのようなお話。このお腹いっぱい具合はまさに2クール目当たりのそれと重なる。 レントンが知らない事は視聴者も知らないのと同様、レントンが実感出来ない事も視聴者は実感できないと思うんだけど…

交響詩篇エウレカセブン 第36話

ホランドがエウレカにああまでもこだわってた理由がダイアンとの出会いを見て初めてわかった。ホランドはロリコ(ryホランドが話していたように心を開く事の無かったエウレカが、化粧という行為に目覚め女の子の階段を上っていく話。この作品にしてはあまり…

交響詩篇エウレカセブン 第35話

板野サーカスばりのアクションは見応えがありますな。 大衆は真実では動かない! 必要なのは大きな声と強い刺激だ! さらにその愚民どものちっぽけなプライドを刺激してやれば 彼らは真実よりもまがい物を選択する! ちょっと印象的だったのでメモメモ(笑) …

交響詩篇エウレカセブン 第34話

ホランドの口から色々と語られるのだが、イマイチ釈然としない。 超能力で説得されたかのような軍からの脱走、対という概念を知っていてとったホランドのレントンへの態度。もちろんまだ語られていないレントン親子への部分があるのだろうけど、今までのドラ…

交響詩篇エウレカセブン 第33話

レントンへの謝罪の言葉があり、かつての思い出のリフまでも共用し、改めて主役格ともいえるホランドとレントンの繋がり・継承という部分が見え始めてきた。 2クール目に入ってからというものの、物語や人間関係の情報整理・状況整理に多く充てている印象を…

交響詩篇エウレカセブン 第32話

空中合体に圧倒的な力を見せてくれる新型機。もちろんそこでかかって来る曲は初代オープニング。 あー、やっぱりロボットアニメはこうでなきゃ。ボードを届けようとする頑固なまでの職人気質に、レントンや工場に来てた女の子にみせる大人としての心遣いを見…

交響詩篇エウレカセブン 第31話

わかり易いワルモノと外部の存在がワラワラと何やら急展開。色々な説明も受けて事情が明らかになって見えてきたのは、思いのほか単純な構造?散々と内部の面に踏み込んでおいて、今度は皆で一致団結、問題に立ち向かおうって事?ガキがケンカして今度は仲直…

交響詩篇エウレカセブン 第30話

変わっていく人々、とニルヴァーシュも一新なら登場人物の気持ちも一新。タルホは髪を切り吹っ切れたものもあってキレイになっちゃうし、かわいい彼女になったかと思ったエウレカは「レントン邪魔!」 としっかりとしたお母さんの姿も健在であったり。まぁな…

交響詩篇エウレカセブン 第29話

エウレカはコーラリアンなんだよ。 2クールも引っ張っておいてこんなセリフと説明で済ますわけじゃぁないよね?この世界で生きる面々には知識としての実感があるのかもしれないが、視聴者としてはこれだけで何かを感じるの難しく拍子抜けしてしまった。 とは…

交響詩篇エウレカセブン 第28話

ああ、ここ最近の面白さって元来この作品がもっていた説明不足ぶりが思いっきりプラスに働いているからなんだろうな。全てを見せず、全てを語らず、状況として不明瞭な中での見せられるチャールズ夫婦の死。「話してくれない」というレントンの言葉があるよ…

交響詩篇エウレカセブン 第27話

状況説明や背景説明が足りなく感じるのいつもの事だけど、緊張感のある艦内での白兵戦は面白く見れた。 世界情勢も大きく変化している模様なのだが、かなり実感に乏しい。確かに地殻変動は直接的に見せられたけど、今までは月光号という中の物語ばかりだった…

交響詩篇エウレカセブン 第26話

毎回の質は高いものがあるだけに、シリーズ構成としての波が乗っかるとこれほどのものが見せられる。今回はこの作品のポテンシャルをまざまざと感じさせる出来だった。 なんにしても、エウレカとレントン。すれ違ってしまった時間が二人にどれだけのものを与…

交響詩篇エウレカセブン 第25話

行き倒れているところをウィリアムという青年に助けてもらうレントン。彼は絶望病をわずらったマーサという彼女と自給自足の生活を営んでいた。レントンとエウレカ、ホランドとタルホ、チャールズとレイ。作品内でいくつも提示される男女の一つの形、一つの…

交響詩篇エウレカセブン 第24話

レントンジャージを着て恋する少女なエウレカ。温かい居場所を見つけつつあるレントンとは裏腹に、健気にその帰りを信じて待つその姿。描写としての上手さもあって、グングンとヒロインとしての魅力を出しつつある。パパ・ママと完全に親子としてレントンを…

交響詩篇エウレカセブン 第23話

今一番死に敏感なレントンが、その若さもあってボダラクの少女を何とかしようとする。 理屈ではなくて感情としての行動。無自覚で戦いに参加してしまった過去から、今度は善意をもって接した行動が、奇しくも同じ結果となってしまう。物語の符合として上手い…

交響詩篇エウレカセブン 第22話

LFOを見て素直にカッコイイというレントンに、戦闘行為にスゲェと興奮気味のレントン。 人殺しの道具でもあったLFOと、人殺しの行為そのものである戦闘。人の生死に悩んでいた人間が、その中にカッコよさや感嘆の思いを見つけちゃうの? う〜ん、相変わらず…

交響詩篇エウレカセブン 第21話

全てを拒絶し、拒絶されたと感じたレントンは一人月光号から出て行くことを決意する。やはり今さらといった思いが強いなぁ。何話だったかエウレカの過去を知って、彼女を守ると決めた時、もしくはその後あまり間を置かずに気づいて然るべきものだったのでは…

交響詩篇エウレカセブン 第20話

リーダーとしての信頼、そして誰よりもエウレカを気にかけている事。ようやくホランドとレントンのガキのケンカに終止符が打たれるのかと思いきや、レントンの暴走と生々しい死という現実を突きつけられる。 ホランドが流す血、LFOから流れる血(オイル?)…

交響詩篇エウレカセブン 第19話

レントンがなぜそこまで色々と背負わなければならないのか。エウレカやホランドに信頼という言葉を使っているが、その実体は一方的なレントンの憧れだと思うのだけどな。月光号に来てから、レントンをイジって遊ぶといった仲間内の通過儀礼はあったけど、実…

交響詩篇エウレカセブン 第18話

ギスギスしたものばかり感じてしまうのは、人物の描き方としてどうなのだろうな。 確かに今、レントンが見ているホランドやエウレカのほうが、憧れとしてみていた時よりも本質に近い内面なのだろうけど、そこばかりがクローズアップされているので持っている…