機動戦士ガンダムSEED DESTINY 第49話

戦闘に入ってしまえば、理屈だとか理想だとかは関係なくなってしまうので、後はもうこの作品の得意分野。キラとアスランの主役コンビの活躍。そしてかつての仲間であるディアッカ、イザーグが駆けつける場面と、見ていて気持ちが乗る場面があって楽しめる。
覚醒するムウに、かつてのクルーゼと同様に復讐の思いをキラにぶつけるレイ。過去の因縁、繰り返される過ち。こういったら聞こえはいいが、さすがにこれは焼き直しや劣化コピーに近いなぁ。一枚絵と回想交えた独白だけで説明したつもりなのはあんまりだ。
あーでもこれがガンダムSEEDなんだよね。無印が始まったときも各所で「もったいないなぁ」とか「惜しいな」といった声はよく聞いた。ネタや設定を消化、描写することよりもそれらがあることが大事、みたいな。

次回は最終回。この小競り合いの終結で全てはうやむやにされそうだけど。